水滸伝 (四)

講談社学術文庫
スイコデン4
水滸伝 (四)
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内容紹介

いわずと知れた中国武侠小説の最大傑作。明代に成立した「中国四大奇書」の一つでもあります。
北宋末期の不正と汚職が支配する乱世を舞台に、暴力・知力・胆力を思う存分に発揮して、好漢百八人が、そこら中で戦いを繰り広げながら、「梁山泊」へと集結します。その破天荒な侠客たちの痛快な立ち回りのスケールの大きさは、さすが中国小説ならではです。
窃盗、殺人、痛飲、奸計、忠義、友情……。人間の善と悪が渾然一体となって進行する物語世界には、引き込まれずにはいられません。
この魅力満載の世界を躍動感あふれる世界を、よみやすく、勢いのある文体で、新訳しました。「水滸伝」の完訳書はいくつかありますが、この翻訳が最新・最高です。本書原本はもっとも原形に近く、均整の取れた百回本。
なお、この四巻では、「第六十一回」から「第八十二回」までを収録しております。
全5巻。

目次

  • 第六十一回
  • 呉用 智もて玉麒麟を賺し
  • 張順 夜に金沙渡を鬧がす
  • 第六十二回
  • 冷箭を放って 燕青 主を救い
  • 法場を劫やかして 石秀 楼より跳ぶ
  • 第六十三回
  • 宋江 兵もて北京城を打ち
  • 関勝 議して梁山泊を取らんとす
  • 第六十四回
  • 呼延灼 月の夜に関勝を賺し
  • 宋公明 雪の天に索超を擒にす
  • 第六十五回
  • 托塔天王 夢の中に聖を顕わし
  • 浪裏白跳 水の上に冤みを報ず
  • 第六十六回
  • 時遷 火もて翠雲楼を焼き
  • 呉用 智もて大名府を取る
  • 第六十七回
  • 宋江 馬三軍を賞し
  • 関勝 水火二将を降す
  • 第六十八回
  • 宋公明 曾頭市を夜打ちし
  • 盧俊義 史文恭を活け捉りにす
  • 第六十九回
  • 東平府 誤って九紋龍を陥れ
  • 宋公明 義もて双鎗将を釈す
  • 第七十回
  • 没羽箭 石つぶてを飛ばして英雄を打ち
  • 宋公明 糧を棄てて壮士を擒にす
  • 第七十一回
  • 忠義堂に石碣 天文を受け
  • 梁山泊に 英雄 座次に排ぶ
  • 第七十二回
  • 柴進 花を簪して禁院に入り
  • 李逵 元夜に東京を鬧がす
  • 第七十三回
  • 黒旋風 喬って鬼を捉え
  • 梁山泊 双つながら頭を献ず
  • 第七十四回
  • 燕青 智もて〓(けい)天柱を撲し
  • 李逵 寿張にて喬りて衙に坐す
  • 第七十五回
  • 活閻羅 船を倒して御酒を偸み
  • 黒旋風 詔を〓(ひきさ)いて徽宗を謗る
  • 第七十六回
  • 呉加亮 四斗五方の旗を布き
  • 宋公明 九宮八卦の陣を排ぶ
  • 第七十七回
  • 梁山泊 十面に埋伏し
  • 宋公明 両たび童貫に〓(か)つ
  • 第七十八回
  • 十節度 梁山泊を取らんことを議し
  • 宋公明 一たび高太尉を敗る
  • 第七十九回
  • 劉唐 火を放って戦船を焼き
  • 宋江 両たび高太尉を敗る
  • 第八十回
  • 張順 鑿もて海鰍船を漏らし
  • 宋江 三たび高太尉を敗る
  • 第八十一回
  • 燕青 月夜に道君に遇い
  • 戴宗 計を定めて蕭譲を賺しとる
  • 第八十二回
  • 梁山泊 金を分かちて大いに買市し
  • 宋公明 全ての夥にて招安を受く

製品情報

製品名 水滸伝 (四)
著者名 訳:井波 律子
発売日 2017年12月12日
価格 定価 : 本体1,850円(税別)
ISBN 978-4-06-292454-2
判型 A6
ページ数 776ページ
シリーズ 講談社学術文庫

著者紹介

訳:井波 律子(イナミ リツコ)

井波律子[イナミリツコ]
1944年富山県生まれ。京都大学大学院博士課程修了。国際日本文化研究センター名誉教授。専門は中国文学。2007年『トリックスター群像―中国古典小説の世界』で第10回桑原武夫学芸賞受賞。その他の主な著書に『酒池肉林』、『中国のグロテスク・リアリズム』、『中国侠客列伝』『中国人物伝 I~IV』『論語入門』、『中国幻想ものがたり』など、訳書に『三国志演義(一)~(四)』『完訳 論語』などがある。

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