水滸伝 (二)

講談社学術文庫
スイコデン2
  • 電子あり
水滸伝 (二)
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内容紹介

いわずと知れた中国武侠小説の最大傑作。明代に成立した「中国四大奇書」の一つでもあります。
北宋末期の不正と汚職が支配する乱世を舞台に、暴力・知力・胆力を思う存分に発揮して、好漢百八人が、そこら中で戦いを繰り広げながら、「梁山泊」へと終結します。その破天荒な侠客たちの痛快な立ち回りのスケールの大きさは、さすが中国小説ならではです。
窃盗、殺人、痛飲、奸計、忠義、友情……。人間の善と悪が渾然一体となって進行する物語世界には、引き込まれずにはいられません。
この魅力満載の世界を躍動感あふれる世界を、よみやすく、勢いのある文体で、新訳しました。「水滸伝」の完訳書はいくつかありますが、この翻訳が最新・最高です。本書原本はもっとも原形に近く、均整の取れた百回本。
なお、この二巻では、「第二十三回」から「第四十二回」までを収録しております。
全5巻。

目次

  • 第二十三回 横海郡に柴進は賓を留め 景陽岡に武松は虎を打つ
  • 第二十四回 王婆 賄を貪りて風情を説き 〓(うん)哥 不忿して茶肆を鬧がす
  • 第二十五回 王婆 計もて西門慶を啜かし 淫婦 薬もて武大郎を鴆す
  • 第二十六回 〓(うん)哥 大いに授 官庁を鬧がせ 武松 闘いて西門慶を殺す
  • 第二十七回 母夜叉 孟州道にて人肉を売り 武都頭 十字坡にて張青に遇う 
  • 第二十八回 武松 威もて安平寨を鎮め 施恩 義もて快活林を奪う
  • 第二十九回 施恩 重ねて孟州道に覇をとなえ 武松 酔って〓(しょう)門神を打つ
  • 第三十回 施恩 三たび死囚の牢に入り 武松 大いに飛雲浦を鬧がす
  • 第三十一回 張都監 血は鴛鴦楼に濺ぎ 武行者 夜に蜈蚣嶺に走る
  • 第三十二回 武行者 酔って孔(亮(を打ち 錦毛虎 義もて宋江を釈す
  • 第三十三回 宋江 夜に小鰲山を看 花栄 大いに清風寨を鬧がす
  • 第三十四回 鎮三山 大いに青州道を鬧がせ 霹靂火 夜に瓦礫場を走る
  • 第三十五回 石将軍 村の店に書を寄け 小李広 梁山に雁を射る
  • 第三十六回 梁山泊にて 呉用は戴宗を挙げ 掲陽嶺にて 宋江は李俊に逢う
  • 第三十七回 没遮〓(らん) 及時雨を追い〓(か)け 船火児 夜に潯陽江を鬧がす
  • 第三十八回 及時雨 神行太保に会い 黒旋風 浪裏白跳と闘う
  • 第三十九回 潯陽楼にて 宋江 反詩を吟じ 梁山泊に 戴宗 仮信を伝う
  • 第四十回  梁山泊の好漢 法場を劫かし 白龍廟に 英雄は小しく義に聚まる
  • 第四十一回 宋江 智もて無為軍を取り 張順 活きながらにして黄文炳を捉う
  • 第四十二回 還道村に三巻の天書を受け 宋公明 九天玄女に遇う

製品情報

製品名 水滸伝 (二)
著者名 訳:井波 律子
発売日 2017年10月11日
価格 定価 : 本体1,830円(税別)
ISBN 978-4-06-292452-8
判型 A6
ページ数 692ページ
電子版製品名 水滸伝 (二)
シリーズ 講談社学術文庫

著者紹介

訳:井波 律子(イナミ リツコ)

井波律子[イナミリツコ]
1944年富山県生まれ。京都大学大学院博士課程修了。国際日本文化研究センター名誉教授。専門は中国文学。2007年『トリックスター群像―中国古典小説の世界』で第10回桑原武夫学芸賞受賞。その他の主な著書に『酒池肉林』、『中国のグロテスク・リアリズム』、『中国侠客列伝』『中国人物伝 I~IV』『論語入門』、『中国幻想ものがたり』など、訳書に『三国志演義(一)~(四)』『完訳 論語』などがある。

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