時間の非実在性

講談社学術文庫
ジカンノヒジツザイセイ
  • 電子あり
時間の非実在性
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内容紹介

マクタガートが1908年に「Mind」誌に発表した「時間の非実在性」(The Unreality of Time)は、時間の哲学についての不朽の名作として名高い。発表から100年を過ぎた今でも、必読の文献とされる。
しかしながら、これまで、邦訳が刊行されていなかった。
本書は、現在、日本の代表的な哲学者の一人である永井均氏が、はじめて全訳し、かつ、きわめて詳細な注解と論評を施したものである。
マクタガートの時間論で、核心をなすのが、時間のA系列、B系列という議論である。
A系列とは、過去・現在・未来と流れていくことに時間の本質を見る。
B系列とは、より前であるか、より後であるか、に時間の本質を見る。
マクタガートの議論を丁寧に解説し、そのうえで、A系列、B系列をもとに、訳者が独自の「注解と論評」を加えた、必読の決定版。

目次

  • 第一部 「時間の非実在性」
  • 第二部 注解と論評
  •    第一章 A系列なしに時間はありえない
  •    第二章 時間の本質であるA系列は矛盾しており、それゆえ実在しないから、   時間は実在しない
  • 第三部 付論

製品情報

製品名 時間の非実在性
著者名 著:ジョン.エリス・マクタガート 訳・注解と論評:永井 均
発売日 2017年02月10日
価格 定価 : 本体1,000円(税別)
ISBN 978-4-06-292418-4
判型 A6
ページ数 264ページ
電子版製品名 時間の非実在性
シリーズ 講談社学術文庫

著者紹介

著:ジョン.エリス・マクタガート(ジョン.エリス・マクタガート)

ジョン・エリス・マクタガート(1866-1925)
ロンドンに生まれ、ケンブリッジ大学のトリニティ・カレッジで哲学研究を続けた。イギリス観念論者として、ヘーゲルの研究で評価を得たが、もっとも有名なのが、1908年に雑誌「Mind」に発表した論文「時間の非実在性」(本書)である。

訳・注解と論評:永井 均(ナガイ ヒトシ)

1951年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得。現在、日本大学教授。専攻は、哲学、倫理学。〈私〉という概念を使いつつ、独自の哲学を展開する注目の哲学者。『〈私〉のメタフィジックス』『私・今・そして神』『哲学の密かな闘い』『存在と時間 哲学探究1』など、著書多数。

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