興亡の世界史 ロシア・ロマノフ王朝の大地

講談社学術文庫
コウボウノセカイシロシアロマノフオウチョウノダイチ
  • 電子あり
興亡の世界史 ロシア・ロマノフ王朝の大地
自分メモ
気になった本やコミックの情報を自分に送れます

内容紹介

講談社創業100周年記念企画として刊行された全集「興亡の世界史」の学術文庫版。大好評につき第2期スタート!
「ロシア」は初めから現在のような「大国」だったわけではない。しかし、チェチェン紛争をはじめとする民族問題や、シベリアの資源開発など、現在のロシアが抱える問題の多くは、帝政ロシア時代にすでに始まっていた。本書は、ロマノフ王朝の300年を中心に、その継承国家であるソ連邦の74年間をも通観する、広大無辺を誇る多民族国家の通史である。
大改革を強行したピョートル大帝、女帝エカテリーナ2世と寵臣ポチョムキン、ナポレオンを敗走させたアレクサンドル1世、革命の中で銃殺されたニコライ2世一家……。「よきツァーリ」「強いツァーリ」たらんと奮闘を続けたロマノフ家の群像と、暗殺・謀略に満ちた権力のドラマ。
また、騎馬遊牧民との長い敵対、シベリア・中央アジアへの移住と植民。こうしたロシア特有の地理的条件は、歴史に何をおよぼしたのか。そして「第三のローマ」モスクワを中心に社会に根をおろし、ソヴィエト崩壊後に復活をした「キリスト教」は? ヨーロッパとアジアの間に生きた民衆と社会を、社会史の観点から描いて高評を得た、新しい「ロシア史」を試み。
原本:『興亡の世界史 第14巻 ロシア・ロマノフ王朝の大地』講談社 2007年刊

目次

  • 序――ヨーロッパとロシアの間で
  • 第一章 中世のロシア
  • 第二章 ロマノフ王朝の誕生
  • 第三章 ピョートル大帝の「革命」
  • 第四章 女帝の世紀
  • 第五章 ツァーリたちの試練
  • 第六章 近代化のジレンマ
  • 第七章 拡大する「植民地帝国」
  • 第八章 戦争、革命、そして帝政の最期
  • 第九章 王朝なき帝国
  • ――結びにかえて
  • 学術文庫版のあとがき
  • 参考文献
  • 年表
  • 主要人物略伝
  • 索引

製品情報

製品名 興亡の世界史 ロシア・ロマノフ王朝の大地
著者名 著:土肥 恒之
発売日 2016年09月09日
価格 定価 : 本体1,230円(税別)
ISBN 978-4-06-292386-6
判型 A6
ページ数 400ページ
電子版製品名 興亡の世界史 ロシア・ロマノフ王朝の大地
シリーズ 講談社学術文庫
初出 本書の原本は、2007年3月、「興亡の世界史」第14巻として小社より刊行されました。

著者紹介

著:土肥 恒之(ドヒ ツネユキ)

1947年北海道生まれ。小樽商科大学卒、一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。一橋大学大学院社会学研究科教授を経て、一橋大学名誉教授。社会学博士。専門はロシア社会史、史学史。おもな著書に『ステンカ・ラージン』『ロシア近世農村社会史』『岐路に立つ歴史家たち』『ピョートル大帝とその時代』『よみがえるロマノフ家』『図説帝政ロシア』『西洋史学の先駆者たち』ほか。

オンライン書店で見る