夢酔独言

講談社学術文庫
ムスイドクゲン
著:勝 小吉 編・文:勝部 真長
  • 電子あり
夢酔独言
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内容紹介

勝海舟の父、勝小吉の自伝。江戸有数の剣客にして、放蕩の不良旗本。浅草・吉原の顔役、刀剣ブローカーでもあった。身持ちの悪さに父親により三年余り座敷牢に入れられ、その間に生まれたのが麟太郎(海舟)。四二歳、天保の改革のときに不行跡から隠居謹慎となり、夢酔と称し、自己の来し方を子孫への戒めとして著したのが本書。幕末頽唐期の江戸裏社会を知る夢酔老の面目躍如たる、率直端的な独特の文体が、妖気を放ち心に迫る

目次

  • 【鶯谷庵独言】 
  • 【気心は勤身】 
  • 出生  五歳のとき  七歳・養子・凧喧嘩  八歳のとき  九歳のと
  • き  十歳のころ・馬の稽古  十一歳のころ  十二歳のころ  十三
  • 歳のころ  十四歳・出奔・乞食旅  御師龍太夫  府中の与力  
  • 鞠子の賭場  旅に病んで  二丁町の廓の客  秋月藩の仲間親方  
  • 箱根山中の野宿  小田原の喜平次  四ヶ月ぶりの帰宅  十六
  • 歳・出勤・逢対  吉原初遊び  喧嘩の師匠・源兵衛  十七歳・剣術
  • 修業  他流試合の元祖  十八歳・信州ゆき  小林隼太・小野兼吉  
  • 樽屋三右衛門  再び小林隼太がこと  十九歳のころ  二十一歳・再
  • び出奔  切死の覚悟・こわいものなし  遠州森町の逗留  二十一歳
  • から二十四歳まで(檻の中)   就職運動に成功せず  本所割下水・刀
  • 剣の売買  父の死  うらだな神主、吉田兵庫のこと  殿村南平について
  • 修行  またまた小林隼太のこと 寄せ加持  行と断食  刀の研ぎ・
  • 目きき・胴試し  葉山孫三郎のこと  麟太郎、犬にかまれる  尾張
  • 屋亀吉のこと  地主岡野孫一郎が不行跡  貧乏から立ち直る  剣
  • 術道場の仲間  秩父屋三九郎のこと  林町の次兄の家のこと  した
  • い事をして死ぬ覚悟  三十七歳で隠居・その後の生活  島田虎之助
  • とのつきあい  香取・鹿島詣で  大川丈助一件  有髪改名・上坂  
  • 御願塚村での金談  金談のかけひき・虚々実々  能勢の妙見詣で  
  • 奉行堀伊賀守の使い  百姓相手の大芝居  一件落着  他行留めをく
  • う  茶道楽  大病・押込めにあう  ひんよう師中村多仲・斎藤監物
  • のこと  女難剣難  吉原での喧嘩沙汰  生涯の回顧・反省  悔
  • 悟・教訓
  • 解説 
  • 夢酔年譜 
  • 勝家略系譜・男谷家略系譜

製品情報

製品名 夢酔独言
著者名 著:勝 小吉 編・文:勝部 真長
発売日 2015年11月10日
価格 定価 : 本体640円(税別)
ISBN 978-4-06-292330-9
判型 A6
ページ数 176ページ
電子版製品名 夢酔独言
シリーズ 講談社学術文庫
初出 本書の原本は平凡社東洋文庫から1969年に刊行されました。

著者紹介

著:勝 小吉(カツ コキチ)

1802-1850。通称,左衛門太郎。諱は惟寅。勝海舟の父。本姓は男谷。幼名亀松、1808年勝家に養子となり小吉と称する。幕臣ながら,非役のため市井の人としてすごし37歳で隠居。

編・文:勝部 真長(カツベ ミタケ)

1916-2005。東京生まれ。東京帝国大学文学
部卒業。お茶の水女子大名誉教授。比較思想
史,倫理学,道徳教育。著書に『勝海舟』(PHP研究所),『日本思想の分水嶺』(勁草
書房),『新しい道徳教育の探究』(東信堂),
『日本人の思想体験』(角川書店),編書に山
岡鉄舟『武士道:文武両道の思想」などがある。

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