再発見 日本の哲学 吉本隆明――詩人の叡智

講談社学術文庫
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  • 電子あり
再発見 日本の哲学 吉本隆明――詩人の叡智
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内容紹介

戦後日本の思想界において、圧倒的な人気を誇り、厖大な著作をあらわした吉本隆明。著述だけではなく、インタビューや講演などをふくめ、社会現象と言っていいほどの幅広い活動で注目を集め続けた。
では、彼の思想の根本とは、どのようなものだったのか。
著者は、初期の詩集『固有時との対話』に、その思想の本質がすべて含まれているという。
詩『固有時との対話』を詳細に読み解きながら、主著である『共同幻想論』や『言語にとって美とはなにか』などの思索の本質にまで説き及ぶ、画期的な吉本論。
鹿島茂さんが、「週刊文春」誌上(私の読書日記)で激賞された力作の文庫化!

目次

  • 序章 見取り図
  •     「個」という問い/詩的なものからの出発
  • 第一章 思索の原点
  •    一、「地獄のやうな青春の宿題」
  •    二、純体験のかたち
  •    三、戦争協力詩と日本的近代自我
  • 第二章 固有時との対話
  •    一、題名及び題辞をめぐって
  •    二、現存の基底へ
  •    三、存在を交換する場所
  • 第三章 詩的思想の展開
  •     理論としての風景/自己幻想と共同幻想の逆立/意    識の自己表出性/普遍文学という思想

製品情報

製品名 再発見 日本の哲学 吉本隆明――詩人の叡智
著者名 著:菅野 覚明
発売日 2015年11月11日
価格 定価 : 本体1,000円(税別)
ISBN 978-4-06-292313-2
判型 A6
ページ数 304ページ
電子版製品名 再発見 日本の哲学 吉本隆明 詩人の叡智
シリーズ 講談社学術文庫
初出 本書の原本は、菅野覚明・熊野純彦責任編集「再発見 日本の哲学」の一冊として、2013年、小社より刊行されました。

著者紹介

著:菅野 覚明(カンノ カクミョウ)

1956年生まれ。東京大学文学部卒業。同大学院博士課程単位取得退学。東京大学教授を経て、現在、皇學館大学教授。専攻は、倫理学、日本思想史。おもな著書に、『本居宣長』(ぺりかん社)、『神道の逆襲』(講談社現代新書、サントリー学芸賞)、『武士道の逆襲』(講談社現代新書)、『詩と国家』(勁草書房)などがある。

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