三国志演義 (二)

講談社学術文庫
サンゴクシエンギニ
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三国志演義 (二)
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内容紹介

西暦220年、後漢王朝の崩壊により乱世が到来。やがて、その中から魏、蜀、呉の三国が生まれ、三つ巴の戦いへと発展していった「三国時代」は、陳寿による『三国志』(3世紀末)や『新全相三国志平話』(元の至治年間に刊行とされる)、芝居などの民間芸能の世界で、連綿と語られ続けてきました。そして、「三国時代」から約1000年後。いくつもの「三国志」の物語や資料を整理・編纂し、フィクショナルな物語世界を構築して、現在知られる「三国志」物語のイメージを確立したとされるのが、羅貫中の白話(口語)長篇小説『三国志演義』です。
本書は、中国文学に精通した訳者が、その血沸き肉躍る、波乱万丈の物語を、背景となっている時代や思想にも目配りしたうえで、生き生きとした文体で翻訳しました。
全120話中、第2巻は、第31回から第60回までを収録。大スター諸葛亮の登場となります。劉備と諸葛亮の出会いは「三顧の礼」を、もってようやく実現する。長坂の戦い、赤壁の戦い、虚々実々の頭脳戦、劉備の蜀攻略などなど。読みどころ満載、『演義』の前半のクライマックス。

目次

  • 登場人物紹介(第二巻)
  • 第三十一回 曹操 倉亭にて本初を破り 玄徳 けい州にて劉表に依る
  • 第三十二回 冀州を奪いて 袁尚 鋒を争い しょう河を決して 許攸 計を献ず
  • 第三十三回 曹丕 乱に乗じて甄氏を納め 郭嘉 計を遺して遼東を定む
  • 第三十四回 蔡夫人 屏を隔てて密語を聴き 劉皇叔 馬を躍らせて檀渓を過る
  • 第三十五回 玄徳 南しょうにて隠淪に逢い 単福 新野にて英主に遇う
  • 第三十六回 玄徳 計を用いて樊城を襲い 元直 馬を走らせて諸葛を薦む
  • 第三十七回 司馬徽 再び名士を薦め 劉玄徳 三たび草廬を顧みる
  • 第三十八回 三分を定め 隆中にて策を決し 長江に戦い 孫氏 讎を報ず
  • 第三十九回 けい州城にて 公子 三たび計を求め 博望坡にて 軍師 初めて兵を用う
  • 第四十回 蔡夫人 議してけい州を献じ 諸葛亮 火もて新野を焼く
  • 第四十一回 劉玄徳 民を携えて江を渡り 趙子龍 単騎 主を救う
  • 第四十二回 張翼徳 大いに長坂橋を鬧がせ 劉豫州 敗れて漢津口に走る
  • 第四十三回 諸葛亮 群儒と舌戦し 魯子敬 力めて衆議を排す
  • 第四十四回 孔明 智を用いて周瑜を激し 孫権 計を決して曹操を破る
  • 第四十五回 三江口にて 曹操 兵を折り 群英会にて 蒋幹 計に中る
  • 第四十六回 奇謀を用いて 孔明 箭を借り 密計を献じて 黄蓋 刑を受く
  • 第四十七回 かん沢 密かに詐降の書を献じ ほう統 巧みに連環の計を授く
  • 第四十八回 長江に宴して 曹操 詩を賦し 戦船に鎖して 北軍 武を用う
  • 第四十九回 七星壇に諸葛 風を祭り 三江口に周瑜 火を縦つ
  • 第五十回 諸葛亮 智もて華容を算り 関雲長 義もて曹操を釈す
  • 第五十一回 曹仁 大いに東呉の兵と戦い 孔明 一たび周公瑾を気らす
  • 第五十二回 諸葛亮 智もて魯粛を辞み 趙子龍 計もて桂陽を取る
  • 第五十三回 関雲長 義もて黄漢升を釈し 孫仲謀 大いに張文遠と戦う
  • 第五十四回 呉国太 仏寺に新郎を看 劉皇叔 洞房に佳偶を続ぐ
  • 第五十五回 玄徳 智もて孫夫人を激し 孔明 二たび周公瑾を気らす
  • 『三国志演義』年表二
  • 第二巻の読みどころ

製品情報

製品名 三国志演義 (二)
著者名 訳:井波律子
発売日 2014年10月10日
価格 定価 : 本体1,700円(税別)
ISBN 978-4-06-292258-6
判型 A6
ページ数 672ページ
電子版製品名 三国志演義 (二)
シリーズ 講談社学術文庫
初出 本書は、2002-2003年に筑摩書房より刊行された『三国志演義』全7巻(ちくま文庫)を原本とし、それを4巻に再構成したものです。

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