相対性理論の一世紀

講談社学術文庫
ソウタイセイリロンノイッセイキ
  • 電子あり
相対性理論の一世紀
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内容紹介

「ニュートンよ許したまえ……」。二世紀以上にわたり絶対的権威として君臨してきたニュートン力学の常識を根底から覆したアインシュタイン。そのきっかけは、少年時代の「光を、光の速さで追いかけたらどうなるだろう」という疑問だった。
「力の統一」「宇宙のしくみ」など現代物理学の起源となった研究はいかに生まれたか。最先端の物理学にまで大きな影響を及ぼす相対性理論の本質を、豊富なエピソードを交え、わかりやすく解説する。

目次

  • はじめに
  • I章 ニュートンからアインシュタインへ
  •  1 アインシュタインの詫び状
  •  2 どこでもなりたつ物理学
  • II章 相対性原理とはなにか
  •  1 はじめに原理ありき
  •  2 時間・空間・運動の相対性
  •  3 慣性系──特殊相対性原理の足場
  •  4 光速度不変の原理
  •  5 光の研究史
  •  6 光の速度を測る
  •  7 マクスウェル方程式
  •  8 マイケルソンとモーリーの実験
  •  9 エーテルの悩み
  •  10 ニュートンの時空、アインシュタインの時空
  • III章 特殊相対性理論
  •  1 革命前夜
  •  2 愛する人──ミレヴァとの出会い
  •  3 先駆者ローレンツ
  •  4 同時刻は同時ではない!?
  •  5 時間がゆっくり進む
  •  6 物差しが縮む
  •  7 ニュートンを超えて
  •  8 速度の足し算
  •  9 質量も変化する
  •  10 運動量の保存
  •  11 
  •  12 まとめ
  • IV章 一般相対性理論
  •  1 プランクの援護射撃
  •  2 非慣性系──加速度のある世界
  •  3 重力が消えた──生涯で最も素晴らしい考え
  •  4 等価原理
  •  5 光が曲がる!
  •  6 クリミア半島の皆既日食
  •  7 ユークリッドの平らな世界
  •  8 非ユークリッド幾何学の誕生
  •  9 一般相対性原理
  •  10 時空の幾何学
  •  11 いざ、プリンシペ島へ
  •  12 戦乱のなかで
  •  13 誰が「場の方程式」を発見したか?
  •  14 まとめ
  • V章 ドイツからアメリカへ
  •  1 ドイツ国家主義とシオニスト運動
  •  2 日本訪問
  •  3 統一場の理論
  •  4 カプート村のアインシュタイン
  •  5 ヒトラーの台頭
  •  6 プリンストンでの生活
  •  7 核エネルギーの解放
  •  8 ルーズヴェルトへの進言
  •  9 マンハッタン計画
  •  10 平和運動
  • VI章 相対性理論で宇宙を解く
  •  1 自然界の四つの力
  •  2 量子力学──神はサイコロ遊びをするか
  •  3 物質の究極のすがた──クォークとレプトン
  •  4 統一への新たな道──弱電統一理論
  •  5 三つの力を「大統一」
  •  6 アインシュタインの夢
  •  7 宇宙の最終理論!?──超ひも理論
  •  8 ブラックホール
  •  9 よみがえる宇宙項
  •  10 真空の斥力
  • 主要参考文献
  • よみがえるアインシュタイン──学術文庫版へのあとがき

製品情報

製品名 相対性理論の一世紀
著者名 著:広瀬立成
発売日 2014年09月10日
価格 定価 : 本体1,080円(税別)
ISBN 978-4-06-292256-2
判型 A6
ページ数 336ページ
電子版製品名 相対性理論の一世紀
シリーズ 講談社学術文庫
初出 本書の原本は、2005年に新潮社より刊行されました。

著者紹介

著:広瀬立成(ヒロセタチシゲ)

1938年愛知県生まれ。東京工業大学大学院博士課程物理学専攻修了。理学博士。専門は、素粒子物理学の実験的研究。東京都立大学名誉教授。2002年~2009年、早稲田大学・理工学術院総合研究所教授。NPO法人「町田発ゼロ・ウェイストの会」理事長。著書に『対称性とはなにか』、『朝日おとなの学びなおし! 相対性理論』、『対称性から見た物質・素
粒子・宇宙』などがある。

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