富士山の自然史

講談社学術文庫
フジサンノシゼンシ
  • 電子あり
富士山の自然史
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内容紹介

昨年には富士山が世界遺産(文化遺産)に選定されました。なぜあの場所に日本一高い山が聳えているのでしょうか?
富士山が立つ場所は、地球の構造線、トラフ、火山帯のちょうど交点です。三方向からの大きな力がそこに集結し、あのように単独で日本最高峰ができあがったのです。
第四紀(250万年前から現在まで)における重要なイベントを追いかけることで、日本の地形の成り立ちがわかってきました。氷河期と間氷期の海水面の移り変わり(最大で100m以上)、火山活動による火山灰の堆積、地震などによる地殻変動、風雨による浸食作用も万年のスパンでみれば、大きなものです。
本書はロングセラー『東京の自然史』の続編です。より短く、エッセイ色が強く、読みやすい本に仕上がっています。

目次

  • 目 次
  • まえがき
  • 第1部 日本の自然
  • 1東海道線に沿って
  • 2 東海道の台地
  • 3 富士山はなぜそこにあるのか
  • 4 小笠原で考えたこと
  • 5 隆起を続ける硫黄島の一七七九年の記録
  • 第一部 東京の自然
  • 6 東京の坂と富士山
  • 7 関東ロームの話
  • 8 野川と国分寺崖線
  • 9 山手線からみえる地形
  • 10 地形を読む─神田川の谷
  • 11 日本橋と丸の内
  • 12 隅田川から江戸川まで
  • 13 生い立ちを遡り、未来を考える
  • 14 東京に自然史博物館を
  • 第三部 自然の見方
  • 15 第四紀の自然環境
  • 16 大昔をたぐり寄せる
  • 17 時・空を測るものさし
  • 18 生石と死石
  • 19 古い地形図を持って歩くこと
  • 20 問題解決のためのフィールドノート
  • 21 自然境界と人為境界
  • 22 土地の記録を残す
  • 23 自然を読むということ
  • あとがき

製品情報

製品名 富士山の自然史
著者名 著:貝塚 爽平
発売日 2014年01月11日
価格 定価 : 本体800円(税別)
ISBN 978-4-06-292212-8
判型 A6
ページ数 224ページ
電子版製品名 富士山の自然史
シリーズ 講談社学術文庫
初出 原本は、丸善より1990年に刊行された「富士山はなぜそこにあるのか」

著者紹介

著:貝塚 爽平(カイヅカ ソウヘイ)

貝塚 爽平(かいづか そうへい)
1926年-1998年。東京大学理学部地理学科卒業、同大学院特別研究生前期修了。東京都立大学教授を経て、東京都立大学名誉教授。専門は地形学。理学博士。
著書に、『日本の地形 特質と由来』『空から見る日本の地形』『富士山はなぜそこにあるのか』『平野と海岸を読む』『発達史地形学』、『新編日本の活断層』(共編)、『世界の地形』(編)などがある。

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