政治のことば――意味の歴史をめぐって

講談社学術文庫
セイジノコトバ
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政治のことば――意味の歴史をめぐって
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内容紹介

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目次

  • はじめに
  • ■第1部 古代政治の語彙
  •    1 ヲサム
  •    2 カトル、ウナガス
  •    3 マツリゴトとタテマツリモノ
  •    4 シル、シラス、シロシメス
  •    5 イキホヒと勢・威・徳・権
  • ■第二部 国家意識と世界像をめぐって
  •    一 蕃国と小国
  •    二 〈辺土小国〉の日本 
  •       1 道元の抵抗
  •       2 普遍への道
  •       3 辺土の凡夫
  •       4 凡夫の救済
  •       5 辺地の往生
  •       6 辺土の神聖化
  •       7 大国と小国
  •       8 神国観の形成
  •       9 本地垂迹
  • ■第三部 近世都市意識の言語
  •      都市社会の成立
  • ■第四部 近代政治の語彙
  •    一 「権利」「権力」について
  •    二 統 治
  •       1 govern・支配・統治
  •       2 近代語「統治」の成立
  •       3 天皇「統治」の意味
  •       4 日本国憲法と「統治」
  • あとがき
  • 文庫版あとがき
  • 解説 (保立道久)

製品情報

製品名 政治のことば――意味の歴史をめぐって
著者名 著:成沢 光
発売日 2012年08月11日
価格 定価:1,056円(本体960円)
ISBN 978-4-06-292125-1
通巻番号 2125
判型 A6
ページ数 296ページ
シリーズ 講談社学術文庫
初出 原本は1984年に平凡社より刊行されたもの。

著者紹介

著:成沢 光(ナルサワ アキラ)

1939年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。法政大学法学部教授(現名誉教授)、国際基督教大学客員教授を歴任。専攻は政治学、日本政治史、公共政策論(生命政治論)。

○著書(単著・共著・共編・訳)
『政治のことば――意味の歴史をめぐって』(平凡社、1984年)。
『国家の起源と伝承――古代インド社会史論』(ロミラ・ターパル著;山崎元一・成沢光訳、法政大学出版局、1986年)。
『現代日本の社会秩序――歴史的起源を求めて』(岩波書店1997年、岩波人文書セレクション2001年)。
『法と遺伝学』和田幹彦編著(第一章「日本における遺伝看護とELSI」/法政大学出版局、2005年)。
『生殖補助医療』(神里彩子・成澤光編、信山社、2008年)。

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