バッハ=魂のエヴァンゲリスト

講談社学術文庫
バッハタマシイノエヴァンゲリスト
  • 電子あり
バッハ=魂のエヴァンゲリスト
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内容紹介

心に深い慰めを
300年の時を超え魂に福音をもたらす生涯と作品、その魅力のすべて

なぜ心にこれほど深い慰めをもたらすのか。人生への力強い肯定を語るのか。「神の秩序の似姿」に血肉をかよわせるオルガン曲。聖の中の俗、俗の中の聖を歌い上げるカンタータ。胸いっぱいに慈愛しみ渡る≪マタイ受難曲≫……。300年の時を超え人々の魂に福音を与え続ける楽聖の生涯をたどり、その音楽の本質と魅力を解き明かした名著、待望の新版。

人間の小ささ、人生の空しさをバッハはわれわれ以上によく知っているが、だからといってバッハは人間に絶望するのではなく、現実を超えてより良いものをめざそうとする人間の可能性への信頼を、音楽に盛りこんだ。その意味でバッハの音楽は、切実であると同時に、きわめて楽天的でもある。バッハの音楽を聴くとき、われわれは、人間の中にもそうした可能性があることを教えられて、幸福になるのである。――<本書より>

※本書の原本は1985年4月、東京書籍より刊行されましたが、学術文庫版刊行にあたり、大幅に改訂を加えました。

目次

  • 第1章 伝統からの巣立ち――誕生からアルンシュタット時代まで
  • 第2章 若き日に、死をみつめて――ミュールハウゼン時代
  • 第3章 オルガンに吹きこむ、人間の生命力――ワイマール時代1
  • 第4章 青春の抒情、新様式のカンタータ――ワイマール時代2
  • 第5章 幸せなる楽興の時――ケーテン時代1
  • 第6章 バッハの家庭と教育――ケーテン時代2
  • 第7章 音楽による修辞学――ライプツィヒ時代1
  • 第8章 ≪マタイ≫へ向けての慈愛の熟成――ライプツィヒ時代2
  • 第9章 時流の外に新しさを求めて――ライプツィヒ時代3
  • 第10章 数学的秩序の探求――ライプツィヒ時代4
  • 補章 二十世紀におけるバッハ演奏の四段階

製品情報

製品名 バッハ=魂のエヴァンゲリスト
著者名 著:礒山 雅
発売日 2010年04月13日
価格 定価 : 本体1,130円(税別)
ISBN 978-4-06-291991-3
判型 A6
ページ数 336ページ
電子版製品名 バッハ=魂のエヴァンゲリスト
シリーズ 講談社学術文庫
初出 原本は1985年4月、東京書籍より刊行されたが、学術文庫版刊行にあたり、大幅に改訂を加えた。

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