風の系譜

講談社文芸文庫
カゼノケイフ
  • 電子あり
風の系譜
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内容紹介

遠い先ばかり見つめていた父は、絶望している。
堅実な実際家の母は、希望をかけている。
父と母の半生を中心に、複雑な一族の系譜を私小説作家が揺るぎなく描ききった長篇小説。
新たに発見された、著者の手の入った原稿で野口冨士男の処女作ともいえる作品を七十余年の時を経て、初文庫化。

製品情報

製品名 風の系譜
著者名 著:野口 冨士男
発売日 2016年03月11日
価格 定価 : 本体1,700円(税別)
ISBN 978-4-06-290304-2
判型 A6
ページ数 320ページ
電子版製品名 風の系譜
シリーズ 講談社文芸文庫
初出 本書は、東西文庫『決定版 風の系譜』(1947年7月)を、野口冨士男自身が1954年6月、大幅に手を入れたものを底本といたしております。

著者紹介

著:野口 冨士男(ノグチ フジオ)

野口冨士男(1911.7.4~1993.11.22) 小説家。東京生まれ。慶応大学予科中退後、1933年、文化学院卒業。紀伊國屋書店に入社。「行動」の編集に携わり、徳田秋声の「あらくれ会」にかかわる。40年、最初の著書『風の系譜』を刊行し、船山馨、田宮虎彦らと「青年芸術派」を結成、時流への抵抗を意図する。44年、横須賀海兵隊に応召。45年、ひどい栄養失調で復員。この体験がのちに『海軍日記』となる。65年、15年かけた『徳田秋声伝』刊行。翌年、毎日芸術賞受賞。以後の活躍はめざましい。84年から88年まで日本文藝家協会理事長を務める。主な著書に『わが荷風』(読売文学賞)、『かくてありけり』(読売文学賞)、『なぎの葉考』(川端康成文学賞)、『感触的昭和文壇史』(菊池寛賞)など。

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