正しい本の読み方

講談社現代新書
タダシイホンノヨミカタ
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正しい本の読み方
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内容紹介

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目次

  • ●はじめに
  • <基礎篇>
  • ●第一章 なぜ本を読むのか
  • 学ぶことは、生きること/偶然は、自分の一部なのか/ジョンはジョンと呼ばれる/人間はいつもできかけ/できかけで、完成形/人生のクオリティを高める/パターンから学ぶ/不自由をつき詰める/本を読まない人生/なぜこだわるのか
  • ●第二章 どんな本を選べばよいのか
  • 最初に読む本/教科書/学校のきまり/理解してくれる誰か/物語と参考書/大人との接点/教科書がなくなる/本のネットワーク/本から本ができる/読むべき本/中学の幾何/幾何こそ学問のモデル/あまのじゃくを忘れない/クラシックスを読む/入門書はすごい/においと評判/私の読書体験/自分なりの旅が始まる/読むべき本のヒント/よい友人を見つける/読書会があった/読書会のマナー/ベストセラーは買いか
  • ●第三章 どのように本を読めばよいのか
  • すなおに読む/感情と予断/読むとは、デッサンのようなもの/テキストの構造/書いてないこと/論理・定義・前提/テーゼと独断/導出と矛盾/頭の中にファイルを作る/著者の対話/著者のケンカ/脳はそうできている/主人公が頭のなかに住む/人間的能力を高める/夢と似ている/アクションを交える/カードは無駄/実例でみる/むずかしい本/実際に読んでみる/本を読むポイント/評論集は役に立つのか/一日一ページでいい/解釈の分岐/立場の違い
  • <応用篇>
  • ●第四章 本から何を学べばよいのか
  • 『理科系の作文技術』/トピック・センテンス・メソッド/あるまじき行数調整/文章のプロになる/本から、何を学ぶか/思想には「構造」がある/書評について/著者の「意図」/思想の「背景」/『資本論』の読み方/リカルドとの対抗関係/マルクスの一貫性/搾取と革命/ヘーゲルの弁証法/弁証法の背景/歴史法則/レヴィ=ストロースの構造/ソシュールの発見/人間であることの証明/近代主義者と距離を取る/構造主義と数学/視点の移動/局所/全域/作業は終わらない/ささくれと引っかかり/フーコーの誤訳/伝記を読む/大著者一〇〇人/ファッションに似ている?/大著者の世界/カントとヘーゲル/宮台真司と東浩紀/大著者が行方不明
  • ・・・・・・ほか

製品情報

製品名 正しい本の読み方
著者名 著:橋爪 大三郎
発売日 2017年09月20日
価格 定価:1,012円(本体920円)
ISBN 978-4-06-288447-1
通巻番号 2447
判型 新書
ページ数 256ページ
シリーズ 講談社現代新書

著者紹介

著:橋爪 大三郎(ハシヅメ ダイサブロウ)

一九四八年生まれ。社会学者。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。東京工業大学名誉教授。著書に『はじめての構造主義』『はじめての言語ゲーム』(ともに講談社現代新書)、『ほんとうの法華経』(ちくま新書)、『戦争の社会学』(光文社新書)、『丸山眞男の憂鬱』(講談社選書メチエ)など。社会学者・大澤真幸氏との共著に、『ふしぎなキリスト教』(新書大賞2012を受賞)、『げんきな日本論』(ともに講談社現代新書)がある。

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