我が詩的自伝 素手で焔をつかみとれ!

講談社現代新書
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  • 電子あり
我が詩的自伝 素手で焔をつかみとれ!
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内容紹介

吉本隆明はかつて言いました。
「現在、日本に詩人と呼べる存在は3人しかいない。田村隆一、谷川俊太郎、そして吉増剛造だ!」。
現代日本を代表する先鋭的な詩人として、国際的に高い評価を受けている吉増剛造。詩の朗読パフォーマンスの先駆者として海外で「KAMIKAZE GOZO」とセンセーションを巻き起こした若き日から、パノラマカメラや多重露光を多用した写真表現、オブジェ作品、映像作品の制作に至るまで、他ジャンルと積極的に横断した多彩な創作活動を展開しています。
詩人としては稀有なことですが、本年6月からは東京の国立近代美術館で、その芸術活動を俯瞰する大規模な「吉増剛造展」が開催される予定です。
戦時下に多感な幼年期を過ごした「非常時の子供」が、その傷を抱いたまま詩人となるまで。郷里の多摩川の冷たい水の底の記憶。進駐軍の「オンリーさん」と、米国人牧師の「聖書」の言葉の響き。戦後の混乱期の渋谷でのキャバレーバーテン生活と関西への放浪。詩壇へのデビュー。アメリカ、ブラジルなど海外体験。南島、北方など「辺境」への偏愛。ジョナス・メカス、ジャン=リュック・ナンシー、中上健次など内外の芸術家、哲学者、小説家たちとの交流。
本書は、一貫して「市井の人」として筆一本で歩んできた一人の詩人が、自ら内面の軌跡を縦横無尽に語り尽くした驚きの「詩的自伝」です。

目次

  • 第一章 非常時の子 第二章 詩人誕生 第三章 詩人は交流する 第四章 詩人は越境する 第五章 「ことば」の極限へ

製品情報

製品名 我が詩的自伝 素手で焔をつかみとれ!
著者名 著:吉増 剛造
発売日 2016年04月13日
価格 定価 : 本体900円(税別)
ISBN 978-4-06-288364-1
判型 新書
ページ数 336ページ
電子版製品名 我が詩的自伝 素手で焔をつかみとれ!
シリーズ 講談社現代新書

著者紹介

著:吉増 剛造(ヨシマス ゴウゾウ)

一九三九年東京都生まれ。詩人。日本藝術院会員。
慶應義塾大学文学部国文科卒業。現代日本を代表する先鋭的な詩人として、国際的に高い評価を受けている。
短いサラリーマン生活を経て詩作に専念。一九六四年、処女詩集『出発』(新藝術社)を出版。『黄金詩篇』(思潮社、高見順賞受賞)などの初期作品では切迫感あふれる詩風で詩壇を席巻。中期以降はポリフォニー的構造の独特の文体を駆使し、「ことば」の多様な可能性を探究している。
詩の朗読パフォーマンスの先駆者の一人で海外でも積極的に朗読ライブを開催、「KAMIKAZE GOZO」とセンセーションを巻き起こす。
代表的詩集に『熱風 a thousand steps』(中央公論社、藤村記念歴程賞受賞)『オシリス、石の神』(思潮社、現代詩花椿賞受賞) 『「雪の島」あるいは「エミリーの幽霊」』(集英社、芸術選奨文部大臣賞受賞) 『表紙』(思潮社、毎日芸術賞受賞)などがある。
2016年6月に、東京国立近代美術館で大規模な回顧展が開催される。

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