DNA医学の最先端 自分の細胞で病気を治す

講談社現代新書
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DNA医学の最先端 自分の細胞で病気を治す
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内容紹介

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目次

  • 第1部 「免疫」とはなにか 「病気」とはなにか
  • エネルギー系と情報系/DNA医学から見た病気のメカニズム/免疫という防御システム/生まれながらに備わっている3つの免疫バリア/100億種類の抗原に応するB細胞/より多様でスピーディなT細胞/免疫の過剰反応を抑える仕組み/バブルの中の少年/母親の免疫をもらう/「免疫システム」と「子孫のつくり方」/免疫が自分の体を攻撃するとき etc.
  • 第2部 がん治療の最前線
  • がんの特徴/がんはDNAの複製エラー/日常生活に潜むがんのリスク/がんと免疫の戦い/免疫治療の歴史/第5世代の研究最前線/第6世代の免疫治療とその可能性/未来のがん治療 etc.
  • 第3部 「自家幹細胞」が拓く未来
  • 臍帯血による再生医療/自家幹胞治療で脳性麻痺も治った/日本人第1号になった4歳の男児/「水頭症」にも著しい効果/自家細胞治療の可能性/臓器再生医療への道/自分の体からステムセルを取り出す etc.

製品情報

製品名 DNA医学の最先端 自分の細胞で病気を治す
著者名 著:大野 典也
発売日 2013年01月18日
価格 定価:836円(本体760円)
ISBN 978-4-06-288191-3
通巻番号 2191
判型 新書
ページ数 192ページ
シリーズ 講談社現代新書

著者紹介

著:大野 典也(オオノ ツネヤ)

医学博士。埼玉県秩父の生まれ。1965年東京慈恵会医科大学卒後、慶應義塾大学医学部助手時代に医学博士号取得。
その後渡米し米国コロンビア大学医学部ガン研究所研究員を経て、1979年コロンビア大学医学部ガン研究所教授就任。
この頃から国際的がん研究者と共同研究を通じて親交を深める。1981年東京慈恵会医科大学第一細菌学教授を兼任。日米半々の生活が始まる。
1983年コロンビア大学を辞しハーバード大学医学部客員教授に就任。1994年東京慈恵会医科大学DNA医学研究所設立と同時に初代所長就任。
1997年厚生省特定疾患調査研究評価委員。2000年医薬品副作用被害救済・研究振興調査機構治験相談顧問。
2003年より東京慈恵会医科大学大学名誉教授。2011年高知大学医学部特任教授就任小児脳性マヒの再生治療に取組む。
2012年アクティクリニックを開院し院長就任。
ハーバード大学時代に開発し、慈恵医大で臨床研究済みのがん免疫細胞療法「大野・キーフ法」でがん治療を行う。
ボストンレッドソックスの大ファン。

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