ケインズとハイエク―貨幣と市場への問い

講談社現代新書
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ケインズとハイエク―貨幣と市場への問い
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内容紹介

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目次

  • 序章 ケインズとハイエクよ、再び
  • 第一部 伝記―二つの人生とまなざしの交錯―
  • 第二部 不況はなぜ起きるか―二つの反主流派経済学―
  • 第一章 出発点としての「経済学」:「貨幣改革論」から「価格と生産」まで
  • 第二章 ケインズとハイエクの衝突:書評論争をめぐって
  • 第三章 論争後の軌跡:「一般理論」と主観主義へ
  • 第三部 二つの自由論―進化と危機―
  • 第四章 自由の条件と終焉:「自由の条件」と「自由放任の終焉」
  • 第五章 通貨機構論における対立:「国家的自給」と「貨幣発行自由化論」
  • 第六章 複雑性・不確実性と人間:慣行と模倣をめぐって
  • 第七章 保守主義をどう評価するか:「便宜」と「法」
  • 第八章 二人を分かつもの:秩序と危機の認識

製品情報

製品名 ケインズとハイエク―貨幣と市場への問い
著者名 著:松原 隆一郎
発売日 2011年12月16日
価格 定価:1,122円(本体1,020円)
ISBN 978-4-06-288130-2
通巻番号 2130
判型 新書
ページ数 328ページ
シリーズ 講談社現代新書

著者紹介

著:松原 隆一郎(マツバラ リュウイチロウ)

1956年、神戸市生まれ。東京大学工学部卒業。同大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻は社会経済学・相関社会科学。社会を科学と世俗に関する該博な知識を駆使して論壇でも活躍。アカデミズムとの連動を図る。
著書に『経済学の名著30』(ちくま新書)、『長期不況論』『分断される経済』(以上、NHKブックス)、『日本経済論―「国際競争力」という幻想』(NHK出版新書)などがある。

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