井伊直虎と謎の超名門「井伊家」

講談社+α文庫
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  • 電子あり
井伊直虎と謎の超名門「井伊家」
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内容紹介

2017年NHK大河ドラマの主人公、女城主・井伊直虎を徹底的に解剖。知られざる「井伊家」の秘密に歴史家の第一人者が迫る!

江戸時代にあって、彦根藩井伊家は石高11位で長州などより下でした。しかし、格式については、御三家、御三卿、加賀前田家に次ぎ、島津、伊達、高松松平と同格という高さであった。
有力戦国大名でもなく、三河以来の譜代でもない井伊家が、どうしてこんなに重んじられたのだろうか?
その謎を解く鍵のひとつが、藩祖とされる徳川四天王の一人である井伊直政の養母ともいえる、井伊直虎なのです!
本書では、井伊家がどのようにして名門となり、悲劇の中から徳川将軍家を支える大黒柱になったかを解き明かします。

目次

  • まえがき
  • NHK大河ドラマのテーマと主な登場人物
  • 第一章 井伊直虎は信長・秀吉と同世代人
  • どうして井伊家が譜代筆頭に
  • 次郎法師直虎は架空の人物!?
  • 知事ではなかった守護の仕事
  • 駿河の尼御前
  • 第二章 井伊家は徳川家より名門か
  • 保元の乱で歴史に登場した「井八郎」
  • 『井伊家伝記』による始祖物語
  • 南朝で活躍した井伊氏と宗良親王
  • 第三章 次郎法師直虎と井伊直政の時代~青春篇
  • 太原雪斎と今川義元の出会い
  • 直虎の婚約者・亀之丞が信州に
  • 将来の結婚を前提とした養子縁組
  • 第4章 次郎法師直虎と桶狭間の戦い
  • 小野氏父子は疫病神でない
  • 直親と奥山家の娘との結婚
  • 織田に上洛の意図はなかった
  • 桶狭間で井伊家の当主も戦死
  • 女地頭次郎法師直虎の誕生
  • 第5章 築山殿は井伊家出身か?
  • 徳政令と直虎の苦悩
  • 徳川家康が井伊谷から遠江侵入
  • 築山殿が家康を恨んで当然
  • 井伊直政の出世
  • 第6章 井伊直政とその養母としての直虎
  • 井伊直政と徳川家康の出会い
  • 木下藤吉郎も仕えた松下家
  • 文学作品における家康と直政の出会い
  • 直政の出世と直虎の死
  • 徳川家光の後見人だった井伊直孝
  • 第7章 血脈を守り通した歴代藩主
  • 家光お気に入りの貴公子が謎の廃嫡
  • 小林正樹監督の名画「切腹」
  • ストイックでまじめな殿様たち
  • 格下の家ばかりと縁組み
  • 第8章「小さな政府」でまずまずの善政
  • 藩士で最大勢力は武田武士
  • 彦根の城下町と朝鮮通信使
  • 藩校弘道館のモデルは熊本時習館
  • 第9章 幕府に井伊大老の仕事を否定され新政府側に
  • 「花の生涯」といわれる意味は
  • 代表取締役会長の登場
  • 伯爵となった本当の理由
  • 第10章 日本一の城下町彦根と彦根藩領だった世田谷区
  • ひこにゃんは実は豪徳寺の猫
  • 世田谷区が彦根藩領だった不思議
  • 豪徳寺にある井伊直弼のお墓
  • 栃木県佐野市の中心は彦根藩領

製品情報

製品名 井伊直虎と謎の超名門「井伊家」
著者名 著:八幡 和郎 著:八幡 衣代
発売日 2016年11月18日
価格 定価 : 本体780円(税別)
ISBN 978-4-06-281701-1
判型 A6
ページ数 272ページ
電子版製品名 井伊直虎と謎の超名門「井伊家」
シリーズ 講談社+α文庫
初出 本書は、書き下ろしオリジナル作品ですが、第6章以降では、2010年小社より刊行された『藩史物語2』(八幡和郎 著)の一部を、大幅に改訂の上、使用している箇所があります。

著者紹介

著:八幡 和郎(ヤワタ カズオ)

評論家、歴史作家、徳島文理大学教授
滋賀県大津市生まれ。東京大学法学部を経て1975年通商産業省入省。フランス国立行政学院(ENA)留学。パリ産業調査員、通商産業省北西アジア課長、官房情報管理課長,国土庁大臣官房参事官などを歴任し、1997年退官。2004年より徳島文理大学教授。2016年より国士舘大学大学院教授併任。著書に『最終解答 日本近現代史 』『戦国大名県別国盗り物語』(PHP文庫)『 デジタル鳥瞰 47都道府県庁所在都市 東日本編・西日本編』『江戸300藩読む辞典』(講談社)など多数。

著:八幡 衣代(ヤワタ キヌヨ)

1961年東京都生まれ。日本女子大学住居学科卒業、東京大学大学院修士(建築学)修了後、東京都都市計画局勤務で都市計画、耐震診断(防災)に関わる。90~93年 夫の赴任に伴いパリに居住。
大津市、滋賀県男女共同参画審議会委員を歴任し、男女共同参画に関する活動に関わる。共著に「浅井三姉妹の戦国日記」(2010年文春文庫)、「『篤姫』と島津・徳川の五百年」(2007年講談社文庫)がある。

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