子どもの危険な病気のサインがわかる本

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子どもの危険な病気のサインがわかる本

コドモノキケンナビョウキノサインガワカルホン

健康ライブラリー

0~6歳児の保護者必読! 子どもの病気は進行が極めて速いため、危険なサインを見逃すと病気がとても重い状態に陥ることがある。本書は 「絶対に見逃してはいけないサイン」に絞り、救急車を呼ぶか、夜間でも受診するか、翌朝一番に受診するかなど、緊急の対応まで詳しく解説。巻末に「子どもの危険な病気のサイン」とその対応一覧付きで、手元にあると安心できる一冊。


【0~6歳児の保護者必読! 命にかかわる病気をまとめた決定版】

◆救急車を呼ぶ?
◆夜間でも受診?
◆翌朝一番に受診?
「絶対に見逃してはいけないサイン」に絞り、緊急の対応まで詳しく解説!

本書は、0~6歳児を対象として、子どもの危険な病気のサインを見逃さないための本です。
子どもの命にかかわる病気というものはそう多くはありません。しかし、子どもの病気は進行が極めて速いため、危険なサインを見逃すと病気がとても重い状態に陥ることがあります。
年間のべ2万人を診察する著者のクリニックでも、入院を要する患者さんが毎月のようにいます。保護者が危険なサインに気づくケースもありますが、まったく危機感もなく念のために受診したら重症だったということもあります。
子どもは大人のミニチュアではありません。大人と同じ感覚で見ていると、危険なサインを見逃してしまいます。あとになって悔いることのないように、上手に本書を利用してください。

【こんなサインは要注意!】
●赤ちゃんが発熱し、元気がない ⇒ 《細菌性髄膜炎》《敗血症》
●吐く、不機嫌や腹痛をくり返す ⇒ 《腸重積》
●意識がおかしい ⇒ 《脳炎》《脳症》
●黄色い液体をくり返し吐く ⇒ 《腸閉塞》《腸捻転》
●熱が長引き、首が腫れ、目・口・手が赤い ⇒ 《川崎病》
●38度前後の熱がダラダラと続く ⇒ 《尿路感染症》《化膿性股関節炎》《小児がん》など
●嘔吐が長引き、腹痛をくり返す ⇒ 《膵・胆管合流異常》
●体を「く」の字にする腹痛 ⇒ 《虫垂炎》
●聞き慣れない特殊な咳 ⇒ 《急性喉頭蓋炎》など
●冬季に赤ちゃんが息を吐くとゼーゼー、ヒューヒューする ⇒ 《RS細気管支炎》
ほか

※特に注意したい3つの事故も解説
《ピーナッツ誤嚥》《リチウム電池誤飲》《熱傷》

※巻末付録
「子どもの危険な病気のサイン」とその対応一覧


  • 前巻
  • 次巻

目次

まえがき
プロローグ
第1章 一刻も早く受診した方がいい病気のサイン
第2章 実は単なる風邪ではない病気のサイン
第3章 風邪が肺炎に悪化するサイン
第4章 嘔吐下痢の緊急サイン
第5章 発熱のことをよく知ろう
第6章 風邪のことをよく知ろう
第7章 自宅でもできる診断とケア
第8章 特に注意したい事故
あとがき
巻末付録──いい医師の選び方・賢い病院の使い方
──「子どもの危険な病気のサイン」とその対応一覧

書誌情報

紙版

発売日

2016年11月30日

ISBN

9784062598576

判型

A5

価格

定価:1,430円(本体1,300円)

ページ数

208ページ

シリーズ

健康ライブラリー

電子版

発売日

2017年04月07日

JDCN

0625985700100011000Y

著者紹介

著: 松永 正訓(マツナガ タダシ)

1961年、東京都生まれ。1987年、千葉大学医学部を卒業し、小児外科医となる。日本小児外科学会・会長特別表彰(1991年)など受賞歴多数。2006年より「松永クリニック小児科・小児外科」院長。『運命の子 トリソミー 短命という定めの男の子を授かった家族の物語』(小学館)で2013年、第20回小学館ノンフィクション大賞を受賞。著書に『小児がん外科医 君たちが教えてくれたこと』(中公文庫)など。

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