介護士からプロ棋士へ 大器じゃないけど、晩成しました

マイページに作品情報をお届け!

電子あり

介護士からプロ棋士へ 大器じゃないけど、晩成しました

カイゴシカラプロキシヘタイキジャナイケドバンセイシマシタ

幼い頃から将棋を始め、中学2年生で一度はプロ棋士への道へ歩み始めるも、2度も退会を余儀なくされ、その度に類いまれな努力と忍耐力で復活を遂げて来た今泉健司さん。本書では41歳という戦後最年長でプロ棋士合格を果たした彼の生い立ちから2度の挫折、決戦までを綴ります。40歳をすぎて夢を実現させた「41歳のオールドルーキー」今泉健司さんの「大器晩成」の成功の秘密とは?
「可能性にふたをしなければ、年齢なんて関係ない!」
ーー今泉さんの人生は、期せずして名言に彩られている。


  • 前巻
  • 次巻

目次

プロローグ ふるえる指
第一章 銀を割った少年
第二章 ライバルを追え
第三章 地獄のリーグ
第四章 もうひとつの戦場
第五章 悪夢ふたたび
第六章 介護の絆、勝負の心
第七章 中年ルーキー誕生
エピローグ 母からの手紙

書誌情報

紙版

発売日

2015年03月26日

ISBN

9784062194389

判型

四六

価格

定価:1,540円(本体1,400円)

ページ数

242ページ

電子版

発売日

2015年06月05日

JDCN

0621943800100011000B

著者紹介

著: 今泉 健司(イマイズミ ケンジ)

1973年愛知県生まれ。広島県育ち。幼い頃より父親から将棋の手ほどきを受け、めきめきと上達する。1987年、14歳で奨励会に入会。高校へは進学せず、中学2年生にしてプロへの道を歩み始める。1999年、26歳という年齢制限のため奨励会を三段で退会。奨励会退会後は地元の将棋教室で指導に当たるかたわら、調理師として働くなどして生計を立てていた。2006年、過去1年の6つのアマチュア全国大会のいずれかで優勝し、かつ四段以上のプロ棋士から推薦があれば受験できるという新しい制度「奨励会三段リーグ編入試験」ができ、2007年、33歳で編入試験に合格、奨励会へ復帰する。しかし、2年の間に四段に上がるという条件を満たせず、2009年3月、再び奨励会を退会する。退会後は、広島県福山市の介護施設で職を得て、2014年末まで介護ヘルパーとして働く。2014年12月8日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で行われたプロ編入試験第4局で石井健太郎四段に勝ち、対戦成績3勝1敗で見事合格した。41歳でプロ入りするのは戦後最年長。

オンライン書店一覧

ネット書店一覧

電子版取扱い書店一覧

関連シリーズ

BACK
NEXT

おすすめ記事

Now loading...