1931年東京都生まれ。作家。聖心女子大学卒業。54年、「遠来の客たち」が芥川賞候補となり作家活動に入る。97年、「海外邦人宣教者活動援助後援会」(JOMAS)代表として吉川英治文化賞、読売国際協力賞を受賞。2003年、文化功労者。95年~2005年まで日本財団会長。09年から日本郵政社外取締役。著書に『無名碑』(講談社)、『老いの才覚』(ベストセラーズ)、『人間の基本』(新潮社)、『人間にとって成熟とは何か』(幻冬舎)、『酔狂に生きる』(河出書房新社)、『夫婦のルール』(講談社)など。
1943年東京都生れ。早稲田大学名誉教授。エジプト考古学者。66年当時早稲田大学生で、アジアで初めてのエジプト調査隊を恩師故川村喜一教授と計画し実行。その後カイロ大学に留学し、45年にわたって現地調査を行った。1987年にはクフ王のピラミッド南側から4550年前の太陽の船をハイテクで発見し、2011年には同船坑の蓋石を取り出し、現在船の部材を取りあげ復原に向けてプロジェクトを進行させている。この他に未盗掘墓を四墓発見したり、王家の谷アメンヘテプ三世王墓の修復をユネスコと共同プロジェクトとして実施中。
私はアラブの王様たちとどのように付き合っているのか?