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たんぽぽ
タンポポ

たんぽぽの花が咲いた、のどかな生田川沿いの町の病院。眼前の身体が突然見えなくなる奇病に冒された娘稲子を入院させて帰る母と、娘の恋人久野の口から語られたのどかさとは対極的な狂気と不思議な愛のかたち。『眠れる美女』『片腕』の後に執筆、その死で中断された川端康成最後の連載小説。文庫版初収録。
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書誌情報
紙版
発売日
1996年01月10日
ISBN
9784061963528
判型
A6
価格
定価:1,430円(本体1,300円)
ページ数
222ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
初出
『川端康成全集』第18巻1980年3月 新潮社刊
著者紹介
著: 川端 康成
解説: 秋山 駿(アキヤマ シュン)