夢は“二塁手”だった。ささやかな日常、文学、師友、旅、読書、観劇──。著者の“詩魂”が、人生のさまざまな機微を掬い取る。英文学界を領導した第一級の学殖──学問と人間への愛に支えられた秀れた感性が語る真のユーモア溢れる格調高いエッセイの世界。