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絵本 いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日
エホンイノチヲイタダクミイチャンガオニクニナルヒ
- 原案: 坂本 義喜 ,
- 作: 内田 美智子 ,
- 絵: 魚戸おさむとゆかいななかまたち

坂本さんは、食肉センターで牛を“解く”仕事をしています。息子のしのぶくんは、小学校の授業参観でおとうさんの仕事を聞かれて、「ふつうの肉屋です」とこたえました。その後、担任の先生に「おとうさんが仕事ばせんと、肉ば食べれんとぞ」といわれたしのぶくんは、「おとうさんの仕事はすごかとやね」と坂本さんにつたえます。そんなある日、坂本さんがつとめる食肉センターに、女の子と一頭の牛がやってきて……。
5万部突破! 『JIN―仁―』で人気の漫画家・村上もとかさんも絶賛! 朝日新聞「天声人語」欄でも取り上げられ、学校での読み聞かせでも愛読されています。
西日本新聞社から刊行されている単行本『いのちをいただく』は、全国で感動を呼び、10万部を突破したロングセラー。『紙しばい いのちをいただく』も、紙しばいとしては異例の売れゆきを続けています。この名作が、新版として、手に取りやすい絵本になりました。
坂本さんは、食肉センターで牛を“とく”仕事をしています。息子のしのぶくんは、小学校の授業参観で、お父さんの仕事について、うつむきながら「普通の肉屋です」と答えます。担任の先生に、「お父さんが仕事ばせんと、肉ば食べれんとぞ」と言われ、しのぶくんは考えを変えます。「お父さんの仕事はすごかとやね」と言うしのぶくんを見て、坂本さんはもう少しこの仕事を続けようと決心します。そんなある日、坂本さんが勤める食肉センターに、女の子と一頭の牛がやってきて――。
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目次
5万部突破! 『JIN―仁―」で人気の漫画家・村上もとかさんも絶賛! 学校での読み聞かせなどでも愛読されています。
書誌情報
紙版
発売日
2013年12月03日
ISBN
9784061325616
判型
AB
価格
定価:1,540円(本体1,400円)
ページ数
48ページ
シリーズ
講談社の創作絵本
電子版
発売日
2015年12月04日
JDCN
0613256100100011000J
初出
「いのちをいただく」「紙しばい いのちをいただく」(ともに西日本新聞社)をもとに、再構成したもの。著作権者の意図を反映して、一部、表現などが変わっているところがある。
著者紹介
原案: 坂本 義喜(サカモト ヨシキ)
食肉解体作業員。 1957年、熊本県生まれ。15歳で親の仕事だった食肉解体業を手伝いはじめたが、1週間で辞めてしまい、大阪の食肉小売店で板前の修業を3年半行う。その後、熊本に戻り就職。現在の妻と出会い結婚。子どもが小学校に入学するときに、今の食肉解体業につく。この作品に出てくる一頭の牛との出会いで、自身の職業観や生命観が大きく変わる。子どもの小学校の先生からの依頼で、屠畜の仕事について、そしていのちをいただくことについて話したのがきっかけで、九州を中心に、学校や屠畜関係者などに向けて講演活動を続ける。
助産師。 1957年、大分県竹田市生まれ。国立熊本病院付属看護学校、国立小倉病院付属看護助産学校助産師科卒業。福岡赤十字病院参加勤務を経て、1988年、福岡県行橋市にて、産婦人科医の夫とともに、内田産婦人科を開業した。2004年、九州思春期研究会設立。事務局長をつとめる。また、文部科学省嘱託、性教育実践調査研究事業員をつとめ、現在にいたる。九州の学校を中心に、講演活動も続ける。著書に『ここ―食卓から始まる生教育』『いのちをいただく』『紙しばい いのちをいただく』(すべて 共著/西日本新聞社)がある。
絵: 魚戸おさむとゆかいななかまたち(ウオトオサムトユカイナナカマタチ)
漫画家。 1957年、北海道函館市生まれ。漫画家の村上もとか氏、星野之宣氏に師事し、1985年、『忍者じゃじゃ丸くん』でデビュー。作品は、『家栽の人』『がんばるな!!!家康』『玄米先生の弁当箱』など。ゆかいな仲間たちは、魚戸の創作を長年支えるアシスタントたち。