再発見 日本の哲学 廣松渉――近代の超克

講談社学術文庫
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再発見 日本の哲学 廣松渉――近代の超克
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内容紹介

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目次

  • 序章 乗り越えへの希求
  •   1.難解な文体の起源をめぐって
  •   2.宣言する思想
  •   3.郷里を出る知の型
  • 第一章 近代という問題系
  •   1.市民社会とネーション
  •   2.機械的合理主義
  •   3.アトミズムと主観・客観の分離
  • 第二章 マルクス主義 の地平
  •   1.疎外論から物象化論へ
  •   2.世界の共同主観的存在構造
  •   3.役割行為から権力へ
  • 第三章 日本思想のなかの廣松渉
  •   1.京都学派批判の意味するもの
  •   2.近代主義の近代観
  •   3.近代の超克のパラドックス

製品情報

製品名 再発見 日本の哲学 廣松渉――近代の超克
著者名 著:小林 敏明
発売日 2015年08月11日
価格 定価:880円(本体800円)
ISBN 978-4-06-292310-1
通巻番号 2310
判型 A6
ページ数 216ページ
シリーズ 講談社学術文庫
初出 本書の原本は、菅野覚明・熊野純彦責任編集「再発見 日本の哲学」の一冊として、2007年、小社より刊行されました。

著者紹介

著:小林 敏明(コバヤシ トシアキ)

1948年、岐阜県生まれ。1996年、ベルリン自由大学学位取得。ライプツィヒ大学教授資格取得を経て、ライプツィヒ大学東アジア研究所教授。専攻は哲学、精神病理学。主な著書に、『精神病理からみる現代思想』(講談社現代新書)、『西田幾多郎の憂鬱』『西田哲学を開く』(いずれも岩波書店)、『〈主体〉のゆくえ』(講談社選書メチエ)、『フロイト講義 〈死の欲動〉を読む』(せりか書房)など多数。訳書に、『デジタル・デメンチア』(講談社)などがある。

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