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『語りつづけろ、届くまで』大沢在昌|講談社ノベルス

講談社ノベルス

『語りつづけろ、届くまで』

著者:大沢在昌

発売年月日:2014/4/2講談社ノベルス

定価:本体 1,080円(税別)

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喧嘩もヤクザも大嫌い!
なのに極道を引き寄せる!?
日本一不運なサラリーマンが、地元・東京でも……

祝 吉川英治文学賞受賞!

ササヤ食品のサラリーマン坂田勇吉は、新商品センベイの草の根宣伝のため、東京下町の老人会に通う。祖父仕込みの将棋と生真面目さで、老人たちそしてボランティア・小川咲子のハートをつかみつつあった坂田に、健康枕販売のセールス指導のバイトが持ちかけられる。その打ち合わせに行くと、部屋に死体が! 警察から執拗な聴取を受けた後も、事件は続く。お人好しな自分が悪いのか……と思いながらも、坂田は東京の町をひた走る!!

担当者コメント

『走らなあかん、夜明けまで』『涙はふくな、凍るまで』に続く坂田勇吉シリーズ、久々の登場です! 食品会社に勤める宣伝マン・坂田は、真っ当な社会人ですが、人からの頼みを断れない性格ゆえ、とばっちりとしか思えない騒動にたびたび巻き込まれてしまいます。そして今度は殺人現場に遭遇! やはり嵌まってしまった坂田の火事場の馬鹿力的な活躍ぶりは如何に!? 先ごろ、吉川英治文学賞を受賞したばかりの大沢在昌さんならではの、極上のノンストップ・エンターテインメントをぜひともお楽しみください!!

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