登校しぶり・不登校の子に親ができること

監:下島 かほる
定価:1,540円(本体1,400円)

ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリーイラスト版》

【時期を見きわめて働きかけ方を変えよう!】

不登校には「3つの時期」があります。

体調不良を訴えるなど、学校を休む日が増え始める「不登校開始期」、ほとんどを家庭で過ごすようになる、不登校まっただなかの「ひきこもり期」、学校や進路のことを気にするような発言や外出も増えてくる「回復期」。

時期によって子どもの状態は違います。不登校対策は、時期を見きわめて働きかけを変えることが必要です。本書ではその時期ごとに、子どもへの言葉がけや接し方をイラスト図解でわかりやすく紹介。さらに学校との関わり方、再登校・進学に向けての注意点、「元の学級・学校に戻る」以外の選択肢などこれからの見通しなども解説します。

子どもの不登校が長くなると失望が強くなったり、自分を責めたり、逃げ出したくなるときもあるかもしれません。親自身に余裕がないと、子どもに対してなかなかうまく対応できないもの。最終章では、こうした親の悩みも軽くするコツもアドバイスします。

【働きかけ方の主なポイント】

《不登校開始期》
*「行きたくない理由」を否定しない
*「しばらく休む」もの選択肢のひとつ
* 説得より、子ども自身に考えさせる

《引きこもり期》 
*学校とのつながりは保ち続ける
*最低限のルール「起床時間」を守らせる
*ゲームやネットとのつきあい方は家族ぐるみで見直す

《回復期》
*新学期、進級時、進学時は登校再開のチャンス
*激励はプレッシャー。無理せずゆっくり復帰

登校しぶり・不登校の子に親ができること

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