ほんとうにあった犬の話 ワン!ダフルストーリーズ

編・文:青い鳥文庫編集部
定価:748円(本体680円)

ほんとうにあった犬にまつわる話を8章で展開。盲導犬になれず、登下校の見守をして小学生に大人気の犬、災害救助犬、車いすで懸命に生きる犬、大活躍のベースボール犬や、保護した犬の里親を探す大学生サークル、ドッグダンス優勝をめざす犬と飼い主、被災地の動物と飼い主を助ける獣医師、大人気・秋田犬の保護に尽力する人々など、犬と深くかかわる人間の姿も描くノンフィクション。犬と人間のきずなの強さに深く感動します。

1.「ベースボールドッグわさび 笑顔を運ぶ」2018年に惜しまれて引退したベースボール犬わさびの最後の試合と日常。2.「ぼくたち北里しっぽの会!」青森県十和田市にある北里大学獣医学部のサークル「しっぽの会」。行き場を失った犬や猫を保護し、里親を探す学生たちの活動は、地元の人々にも広く知られている。3.「おはようジェード!第2の犬生」盲導犬の訓練を受けながら、適性がなかったジェードは、小学生の登下校を見守る仕事を任され、アイドルになっていく。4.「生きろ! 災害救助犬・夢之丞」殺処分寸前で命を救われ、やがて人命救助犬となった元捨て犬・夢之丞(ゆめのすけ)の物語。5.「おどろうよ ダンスパートナー」ドッグトレーナーの島本さんと、愛犬コマジの9年越しのコンテスト優勝までの物語。6.「南の島の奇跡 ラッキーの車いす」鹿児島県・徳之島で、捨て犬を拾ってラッキーと名づけ、育てた電器店店主の島田さん。ラッキーは交通事故で大けがを負い、沖縄本島の病院で治療を受けるが歩けなくなってしまう。島田さんの奔走で、ラッキーの車いすでのリハビリが始まる。7.「マサルとザギトワ ふたりは友だち」ロシアのフィギュアスケート選手・ザギトワのもとに贈られた秋田犬のマサル。海外のセレブにも人気の秋田犬。貴重な秋田犬を保護する人々の努力を、マサルを育てたブリーダーの濱田正巳さんが語る。8.「災害と戦え! 竜之介先生」熊本市で大きな動物病院を経営する獣医師の徳田竜之介さん。熊本地震で被災した住民たちのなかには、避難所へペットを連れていくことができずに避難を躊躇する人も多くいた。徳田医師はそんな人たちのために病院を避難所として開放したほか、自宅で動物と耐える人々を回り傷ついた動物の治療に奔走した。

<小学中級から すべての漢字にふりがなつき>

(c)Kodansha/Office303 2019

ほんとうにあった犬の話 ワン!ダフルストーリーズ

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