名花散る 宗元寺隼人密命帖(三)

著:荒崎 一海
定価:770円(本体700円)

伊賀に狙われる宿命をもつ宗元寺隼人は、老中松平和泉守の甥。甲賀忍の小四郎、弥生に定町廻りの秋山平内らを味方にしている。旗本、商家から男女の心中、蕎麦売りまで一夜に五組の死があった晩、柳橋芸者の小菊も殺されてしまう。誰が、なぜ? 小菊がかつて引き裂かれた相手を隼人に重ねていたことを知り、傷心の隼人は、五組の事件の背後を調べ始める。甲賀伊賀の抗争勃発か。隼人は真相をたぐり寄せることができるのか?

名花散る 宗元寺隼人密命帖(三)

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