ドイツ貴族の明治宮廷記

著:オットマール.フォン・モール 訳:金森 誠也
定価:1,100円(本体1,000円)

明治中期、宮中近代化のために招聘され、新宮殿での憲法発布式典を見届けて帰国したお雇い外国人、モールの日本滞在記。威厳ある若き天皇への謁見、知性と品位を備えた皇后への賞讃、「宮中衣裳問題」での伊藤博文との衝突など、欧化を急ぐ立憲国家成立期の宮廷社会を知る必読文献。さらに関西、箱根、日光、磐梯山への旅など、各地の風物も豊かに描く。(講談社学術文庫)


憲法発布と急激な欧化。
明治日本を知る基本文献。
若き天皇への謁見。伊藤博文との「洋装論争」。宮中の近代化を担った「お雇い外国人」が活写する明治上流社会。

明治中期、宮中近代化のために招聘され、新宮殿での憲法発布式典を見届けて帰国したお雇い外国人、モールの日本滞在記。威厳ある若き天皇への謁見、知性と品位を備えた皇后への賞讃、「宮中衣裳問題」での伊藤博文との衝突など、欧化を急ぐ立憲国家成立期の宮廷社会を知る必読文献。さらに関西、箱根、日光、磐梯山への旅など、各地の風物も豊かに描く。
 
※本書の原本は1988年、新人物往来社より刊行されました。

ドイツ貴族の明治宮廷記

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