新編 歴史小説の周囲

著:井上 靖
定価:1,540円(本体1,400円)

遠い日、夜の砂丘で青年の目を射た流星の一条の光――遥か西域への憧れを胚胎した井上文学誕生の瞬間を描く「砂丘と私」始め、『天平の甍』『敦煌』『風濤』など歴史小説の名作を点綴、その発想の源泉と想像力を刺激してやまぬ歴史の魅力を語る。『蒼き狼』をめぐり大岡昇平と闘わせた論争への真摯な反論、80歳の作家を駆り立てた『孔子』への情熱――など、井上靖の凛とした詩魂がほとばしる歴史随筆24篇。


茫々たる廃墟に人の世を幻視する歴史随筆集。
「天平の甍」「敦煌」始め、フィクションとノンフィクションのあわいに人間の運命を描いた井上歴史文学。そのルーツ、取材の旅、論争の顛末等多彩な随筆を精選。

新編 歴史小説の周囲

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