義に生きるか裏切るか 名将がいて、愚者がいた

著:中村 彰彦
定価:796円(本体724円)

敗れ去っても美名を残す者、勝ち残っても罵声を浴びる者。人物たちの真価を決めたのは何か? 関ヶ原の小早川秀秋の寝返りに従わなかった松野主馬、明治の終焉とともに夫に殉じた乃木希典夫人……確かな歴史観と志ある者へのまなざしで定評ある著者が、激動の時代を生き、そして消えていった男たち女たちを記す人物評伝。(講談社文庫)


戦国、江戸、明治……
時代を駆け抜けた者たちの後世の評価を決定づけたのは何か。
関ヶ原。小早川秀秋の裏切りに、叛旗を翻したもののふは?
ガラシャ夫人を守らず、石田三成に寝返った細川家家臣とは?
武田の姫を求めた家康の女狩りに、わが妻を差し出した遺臣は?
新選組池田屋襲撃後、尊王攘夷の旗を降ろし逃げ帰った若殿は?
最後まで倒幕軍に抵抗した庄内兵とともに、果敢に闘った藩は?
年若き藩士たちを会津に送り込み、捨て石にした国家老とは?
……など、公平なる視点と志ある者へのまなざしで定評ある著者が、歴史好きを唸らせる。好評『ロングセラー名将がいて、愚者がいた』に続く歴史エッセイ。

義に生きるか裏切るか 名将がいて、愚者がいた

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