みきわめ検定

著:椰月 美智子
定価:524円(本体476円)

この男とキスのその先をするかどうかの、慎重なみきわめ。電車待ちのホームで突然わき起こる、見ず知らずの冴えない男に抱かれたい衝動。恋人に別れを告げられた女の一日。人生の花の盛り、「結婚前」の男女の点景を通して、日常に突如おとずれる取り返しのつかない瞬間を鋭敏に描き出した、傑作短編小説集。(2012年6月、講談社文庫として刊行)


しでかした失敗は取り返しがつかない。道はいくつかあったのに。
人生の花の盛り「結婚前」の男女の点景。

この男とキスのその先をするかどうかの、慎重なみきわめ。電車待ちのホームで突然わき起こる、見ず知らずの冴えない男に抱かれたい衝動。恋人に別れを告げられた女の一日。人生の花の盛り、「結婚前」の男女の点景を通して、日常に突如おとずれる取り返しのつかない瞬間を鋭敏に描き出した、傑作短編小説集。

●みきわめ検定
●死
●沢渡のお兄さん
●六番ホーム
●夏
●と、言った。
●川
●西瓜
●きのこ
●クーリーズで
●彼女をとりまく風景

※本書は2008年10月に小社より単行本『超短編を含む短編集 みきわめ検定』として刊行されました。

みきわめ検定

書店によって取り扱いがない場合もございますので、あらかじめご了承ください。電子書籍での価格は紙の本と異なる場合がありますので、詳しくは各電子書店でご覧ください。

書店在庫を見る

オンライン書店で見る