古城駅の奥の奥

著:山口 雅也
定価:817円(本体743円)

陽太は、吸血鬼に憧れているという以外はごくふつうの、小学校六年生の男の子。夏休みの自由研究に、東京駅の大改築について、ちょっと風変わりな夜之介(やのすけ)叔父さんと調べることになった。駅に出向いた二人は、なんと構内の霊安室で死体を発見してしまう。「ミステリーランド」発の大人のための少年探偵小説。(講談社文庫)


陽太は、吸血鬼に憧れているという以外はごくふつうの、小学校六年生の男の子。夏休みの自由研究に、東京駅の大改築について、ちょっと風変わりな夜之介(やのすけ)叔父さんと調べることになった。駅に出向いた二人は、なんと構内の霊安室で死体を発見してしまう。「ミステリーランド」発の大人のための少年探偵小説。

物語を愛し、物語を紡ぐ側に立った作者が、多くの大人に向けて「思い出そう、ここがどんなに楽しい場所だったかを」と手招きしている。そんな思いが本書には満ちあふれていて、本を愛する者のひとりとして、泣きたいくらい嬉しくなった。――大矢博子(解説より)

古城駅の奥の奥

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