翳りゆく夏

著:赤井 三尋 解説:郷原 宏
定価 : 本体695円(税別)

20年前の誘拐事件に“封印されていた真実”
過去と現在、親と子、罪と罰……。
さまざまな要素が複雑に絡み合う、社会派ミステリーの傑作。

「誘拐犯の娘が新聞社の記者に内定」。週刊誌のスクープ記事をきっかけに、大手新聞社が、20年前の新生児誘拐事件の再調査を開始する。社命を受けた窓際社員の梶は、犯人の周辺、被害者、当時の担当刑事や病院関係者への取材を重ね、ついに“封印されていた真実”をつきとめる。

第49回江戸川乱歩賞受賞作

細部の描写に実話以上のリアリティがあり、登場人物の一人一人に温かい血が通っていて、しかも事件と謎のブレンドが絶妙なので、読者はいつしか濃密な物語空間に引き込まれ、そこで主人公とともにスリリングな作中時間を生きることになる。そして数時間後、夢さめてふたたび現実へ帰還したとき、自分がひとまわり大きくなったように感じる。それは作中で「もう1つの人生」を生きてしまったからにほかならない。――郷原宏「解説」より

翳りゆく夏

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