パーソナリティ障害 正しい知識と治し方

監:市橋 秀夫
定価:1,650円(本体1,500円)

ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリーイラスト版》

【その生きづらさ、パーソナリティ障害では?】

パーソナリティとは、その人らしさのこと。それが障害されるとはどのような状態なのでしょうか。
パーソナリティ障害は、思春期から問題が表にでてきます。ものの考え方や行動のパターンが著しく偏ってしまい、対人関係がうまくいかずトラブルを起こすため、近年、発達障害との合併症や誤診といったことが問題視されています。
さらに本人に病識のないことから周囲が巻き込まれやすく、その対応に負担に感じている家族も少なくありません。摂食障害や人や物への依存などの問題行動、引きこもりなどの背景にパーソナリティ障害が隠れているケースもあると言われています。
本書ではとくに患者数が多い「境界性」と「自己愛性」の2つのタイプを中心に障害の特徴、背景から自分自身で治すためにできること、家族や周囲の正しい対応法まで解説します。本人だけでなく、家族や職場など周囲の人に役立つ一冊です。

*パーソナリティ障害とは
 ・パーソナリティに著しくかたよりがあり、対人関係がうまくいかず問題が起こる状態
 ・自閉スペクトラム症などの発達障害が隠れている場合もある
*境界性パーソナリティ障害の特徴
 ・根底に「自分は見捨てられた子」という強い思い込み(幻想)がある
 ・よい子と悪い子、両極端の自分がいる。周囲に対しても態度が激変する
 ・過食、親への暴力、人や物への依存などの問題行動で、周囲を巻き込む
*自己愛性パーソナリティ障害の特徴
 ・「理想化した万能の自分」しか愛せない。等身大の自分がない。
 ・健全な自己愛が育っていない。失敗や挫折に弱く、うつや引きこもりに
 ・目に見える結果がすべて。他人の評価を過度に気にして批判されるとキレる

【本書の内容構成】
第1章 パーソナリティ障害について知る
第2章 パーソナリティ障害の要因はなにか
第3章 境界性パーソナリティ障害――「私を見捨てないで」
第4章 自己愛性パーソナリティ障害――「私をもっと賞賛して」
第5章 治すために必要なことがある

パーソナリティ障害 正しい知識と治し方

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