11・5 津波救国──〈稲むらの火〉浜口梧陵伝

著:大下 英治
定価 : 本体926円(税別)

(2013年3月刊行の『津波救国─〈稲むらの火〉浜口梧陵伝』のリサイズ版・増補版。)
和歌山出身の幕末~明治維新期の豪商・実業家・社会事業家・政治家、浜口梧陵(はまぐち・ごりょう)の残した数々の功績と事業理念・政治理念を、当時の動乱の社会背景や、勝海舟ら維新志士たちとの交流とからめて描きだす、書き下ろしの史実ノンフィクション。
東日本大震災で未曾有の巨大災害を受けたすべての日本人(殊に為政者や経営者)が範とすべき梧陵の確固たる態度と姿から、今こそ求められるリーダー像・カリスマ像、そして復興への道や施策も浮き彫りになる。

※浜口梧陵(はまぐち・ごりょう)
1820(文政3)~1885年(明治18)。紀伊国広村(現・和歌山県有田郡広川町)出身の実業家・社会事業家・政治家。
醤油醸造業を営む浜口儀兵衛家(現・ヤマサ醤油)当主で、第7代浜口儀兵衛を継ぐ。1854年の安政南海大地震で、大津波が広村に襲来する際、大量の藁の山に火をつけて安全な高台への避難路を示し、ほとんどの村人たちを救った物語『稲むらの火』(古くは小学校教科書に掲載されていた)のモデルとして知られる。その後、甚大な被害を受けた周辺地域の被災者支援、復興、防災、インフラ整備、雇用対策などに莫大な私財を投じ、小泉八雲をして「生ける神(A Living God)」と賞賛させた。
その他、さまざまな社会事業を手がけたなかで、とくに医学への支援は篤かった。醸造技術と潤沢な資金を基に当時大流行の天然痘やコレラの防疫に多大な功績を残し、近代予防医学の礎も築いた。1868(慶応4)年には、商人身分ながら異例の抜擢で紀州藩勘定奉行に任命され、当時の藩政改革の中心に立って紀州藩・和歌山県経済の近代化に尽力。あまり知られていない史実だが、1871(明治4)年大久保利通の要請で初代駅逓頭(のちの郵政大臣に相当)に着任。郵便システムの確立に着手し、日本近代郵便の祖とも言われる(梧陵の後を受けて近代郵政事業を整備化したのが前島密)。

11・5 津波救国──〈稲むらの火〉浜口梧陵伝

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