片目の青

著:陣崎 草子
定価:1,430円(本体1,300円)

片目の青――その存在が、中学一年生の真矢には気になってしかたなかった。真矢は連日、片目犬と出会うために千枚山を訪ねた。そんななか、保健所と猟友会が野犬捕獲に動きはじめたことを知り、クラスメイトの沙雪、壮大も加わって阻止作戦を練ることに。真矢を突き動かしていた大人への反抗心が、青とフリ蔵、クラスメイトとの交流を通じて、いつの間にか大人になりたい、たくましくなりたいという気持ちに変わっていく。


 真矢は中学一年生。飼い犬の老犬・フリ蔵と千枚山に散歩に出かけ、沢に転落してしまう。肩に大けがを負い、出血多量で気を失いかけたところを、片目に傷を負い古い青色の首輪をつけた野犬が大きな吠え声を上げ、その声に気づいた猟友会のメンバーの手で助けられる。
 片目の青――その存在が真矢は気になってしかたなかった。
 真矢は連日、片目犬と出会うために千枚山を訪ねた。そんななか、保健所と猟友会が野犬捕獲に動きはじめたことを知り、クラスメイトの沙雪、壮大も加わって阻止作戦を練ることに。
 真矢を突き動かしていた大人への反抗心が、青とフリ蔵、クラスメイトとの交流を通じて、いつの間にか大人になりたい、たくましくなりたいという気持ちに変わっていく。

片目の青

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