秘録――核スクープの裏側

著:太田 昌克
定価:1,870円(本体1,700円)

日本における核密約を詳細に暴き、アメリカの核政策の最前線をレポート。「核持ち込み密約は外務官僚が管理――歴代四次官が証言」など核密約に関する一連の報道で、2009年度平和・協同ジャーナリスト基金賞(大賞)受賞のジャーナリストが、スクープの全貌を初めて明かし、「核なき世界」への未来を展望する。


オバマ大統領が唱えた「核なき世界」は本当に実現するのか?

2009年、政権交代期に最も政官界を震撼させた外交スクープ
「核持ち込み密約は外務官僚が管理――歴代四次官が証言」
その記者が初めて明かす、歴史的証言の全真相。

そして明らかになった核密約が促す、日米の政策変更。
オバマ大統領政権下の核政策、そのキーパーソンからもたらされた
極秘メモを皮切りに、日本の政策担当者がアメリカに驚くべき要求を
していたことが判明する。

「核兵器を削減しないでほしい」

唯一の被爆国からの要求を利用し、民主党政権への攻勢を強めるタカ派たち。

「核なき世界」への思わぬ障害となった日本国の秘められた欲望を暴き、
再選なったオバマ大統領の平和への岐路を展望する。

トップ記者が3年を費やして書き下ろした、渾身の「アトミック・ノート」!

秘録――核スクープの裏側

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