地の掟 月のまなざし

作:たつみや 章 絵:東 逸子
定価:1,870円(本体1,700円)

第37回野間児童文芸賞受賞の『月神(げっしん)の統(す)べる森で』に続く連作長編第2弾
縄文から弥生へ。まぼろしの超古代にいどむファンタジー

すべての自然には神が宿り、人はその恵みによって生かされている、と信じられていた縄文の時代。数千年続いたその平和を脅かす、新来の弥生の民との闘いの火ぶたが、今まさに切られようとしていた、その時──。縄文のムラと、弥生のクニに、それぞれの時代の命運を握る、ふたりの少年が現れた。動物のカムイに育まれ、ムラの救い主になるべく宿命づけられたポイシュマ。女王ヒメカの甥であるにもかかわらず、クニを逐われるワカヒコ。ふたりの出会いが、また新たなる運命の歯車を回していく──。

地の掟 月のまなざし

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