坂本龍馬 (新装版)

文:砂田 弘 絵:槇 えびし
定価:814円(本体740円)

1835年、高知の下級武士の家に生まれた坂本龍馬は、青年なって江戸に出ます。そのころの日本は、開国派、攘夷派が争っていました。日本の将来を考える勝海舟の弟子となり、軍事や政治を学びます。やがて 反目し合っていた薩摩藩と長州藩を仲直りさせて、1866年に薩長同盟が成立、翌年、幕府が政治の権力を天皇に返す大政奉還が実現しました。 日本の近代化のきっかけを作った龍馬でしたが、1867年凶刃に倒れます。


1835年、坂本龍馬は高知の下級武士の家に生まれました。 10歳になっても、鼻水をたらし、寝小便をしているような子で、 成績が悪く塾も退学させられてしまいます。
しかし青年期になると剣術の腕を上げ、新しい世界を夢見て、江戸へと旅立ちました。そのころの日本は、開国するか、天皇を中心にした政治を行っていくかで、国中がふたつに分かれ混乱していました。そんな内戦状態を龍馬は憂えます。
やがて脱藩して、江戸で勝海舟の弟子となり、航海術や政治について学びました。 その後、日本初の貿易会社・亀山社中(のちの海援隊)をつくります。
 西郷隆盛と木戸孝允の間をとりもち 反目し合っていた薩摩藩と長州藩を仲直りさせて、1866年に薩長同盟が成立、翌年、幕府が政治の権力を天皇に返す大政奉還が実現しました。
 日本はさらなる混乱を免れ、近代化への道を歩み出しましたが、龍馬は親友・中岡慎太郎とともに、1867年凶刃に倒れます。

*巻末に人物伝つき
*小学上級から 
*すべての漢字にふりがなつき

坂本龍馬 (新装版)

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