聖耳

著:古井 由吉
定価:2,200円(本体2,000円)

眼の手術後、異様に研ぎ澄まされていく感覚の中で、世界が、時空が変貌を遂げていく。現代文学の極北を行く著者の真骨頂を示す連作集。「夜明けまで」「晴れた眼」「白い糸杉」「犬の道」「朝の客」「日や月や」「苺」「初時雨」「年末」「火の手」「知らぬ唄」「聖耳」


文学の可能性を拓く連作短篇集
骨の髄まで文学に浸る。

眼の手術後、異様に研ぎ澄まされていく感覚の中で、世界が、時空が変貌を遂げていく。現代文学の極北を行く著者の真骨頂を示す連作集。

※本書は、2000年9月刊『聖耳』(講談社刊)を底本としました。

聖耳

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