単線の駅

著:尾崎 一雄
定価:1,540円(本体1,400円)

昭和50年、野間文芸賞を受賞した回想記『あの日この日』に収めることのできなかった、とっておきのエピソードをまとめた「こぼれ話」を中心に、小田原・下曾我の自宅周辺の草木の観察から、公害問題や文明観への言及、また、尾崎士郎、檀一雄、浅見淵、大岡昇平、木山捷平ら文学者の思い出など、随筆57篇を収録。身近な自然を愛し、老いの日々を淡々と生きる著者晩年の、深い人生観照にもとづく滋味深い一冊。


深い人生観照にもとづく、著者晩年の随筆集 小田原下曽我で暮らす日々の雑感から、若き日の回想、志賀直哉、武者小路実篤、木山捷平ら文学者の思い出、自作についてなど、ユーモアただよう珠玉の随筆58篇

単線の駅

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