やさしさをまとった殲滅の時代

著:堀井 憲一郎
定価:814円(本体740円)

90年代末、そこにはまだアマゾンもiPodもグーグルもウィキペディアもなかった。それからたった10年。00年代に何かが大きく変わったことは間違いない。しかし、いったい何が変わったのか? 静かに進行した地殻変動の正体とは? 2002年の日韓ワールドカップ、2003年の涼宮ハルヒ、2004年の電車男、2007年のロスジェネ、2008年の秋葉原事件……、ホリイ博士がずんずん調べた! (講談社現代新書)


90年代末、そこにはまだアマゾンもiPodもグーグルもウィキペディアもなかった――。

それからたった10年。

何かが決定的に大きく変わったことは間違いない。

しかし、何が?

00年代には人知れずいろんなモノが失われていった。

いったい何があったのか?
静かなる大変革の正体をずんずん調べた!


80年代・90年代の日本社会と若者の曲がり角を描いた『若者殺しの時代』につづく、待望の続編登場!


【目次】

序 章 たどりついたらいつも晴天
第1章 00年代を僕らは呪いの言葉で迎えた
第2章 インターネットは「新しき善きもの」として降臨した
第3章 「少年の妄想」と「少女の性欲」
第4章 「若い男性の世間」が消えた
第5章 「いい子」がブラック企業を判定する
第6章 隠蔽された暴力のゆくえ
第7章 個が尊重され、美しく孤立する
終 章 恐るべき分断を超えて

やさしさをまとった殲滅の時代

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