素浪人半四郎百鬼夜行(三) 蛇変化の淫

著:芝村 凉也
定価:726円(本体660円)

仇討ちの後、浅草寺境内の芝居小屋で踊り子として紛れ込んだ女の悲惨な末路―「蛇髪変容」、突然店の主が何者かに取り憑かれ、修験者と半四郎でその遣わすモノを探る―「土瓶(トウビョウ)遣い」、女に誑かされた末帰らない跡取り息子を心配する主をも惑乱させる土瓶遣いが暗躍する―「龍女狂乱」、蛇の化身の正体が露わになる―「炎龍飛翔」。市井の時代小説の味わいを保ちつつ、江戸を襲う幽玄かつ壮大な伝奇世界が展開する!


2015年版「この時代小説がすごい!」(宝島社)書下ろし部門第5位

妖艶な蛇踊りの裏に怪異がひそむ。江戸の怪異退治隊(ゴーストバスターズ)出陣!

丹精かつ美しい筆致と、背筋が凍るほどの恐怖。―末國善己(文芸評論家)

藩を首になった素浪人の榊半四郎、謎の老人・聊異斎と小僧・捨吉。江戸の怪異に立ち向かう好評シリーズ第三弾。

出会い茶屋で商人風の男が殺された。下手人のお哉(かな)は長屋に亭主を置いて姿をくらます。浅草寺境内の芝居小屋で踊り子として紛れ込んだ女の悲惨な末路―「蛇髪変容」

突然店の主が何者かに取り憑かれ、修験者と半四郎でその遣わすモノを探る―「土瓶(トウビョウ)遣い」

女に誑かされた末帰らない跡取り息子を心配する主をも惑乱させる土瓶遣いが暗躍する―「龍女狂乱」

蛇の化身”カカ様”とその娘、蛇巫女の正体が露わになる―「炎龍飛翔」

市井の時代小説の味わいを保ちつつ、江戸を襲う幽玄かつ壮大な伝奇世界が展開する!

素浪人半四郎百鬼夜行(三) 蛇変化の淫

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