キャパになれなかったカメラマン　ベトナム戦争の語り部たち＜下＞

「ジャーナリストのせいでアメリカは負けた」とまで言われたベトナム戦争。大阪の毎日放送を退社し、単身ベトナムへ。米ABC放送のTVカメラマンとなり、以降1975年にサイゴンが陥落するまでの10年間、ベトナム戦争を取材し続けた著者による、生身の記録。戦争報道の光と影を描き切る。　（2012年5月、講談社文庫として刊行）


「あの時代を共有した人たちに、そして未来のキャパをめざす若者にもぜひ読んでほしい」――（石川文洋　報道写真家）

「ジャーナリストのせいでアメリカは負けた」とまで言われたベトナム戦争。大阪の毎日放送を退社し、単身ベトナムへ。米ABC放送のTVカメラマンとなり、以降1975年にサイゴンが陥落するまでの10年間、ベトナム戦争を取材し続けた著者による、生身の記録。戦争報道の光と影を描き切る。解説・池澤夏樹