冬の喝采(上)

著:黒木 亮
定価:713円(本体648円)

走ることの喜びと、打ち込むことの素晴らしさ
<箱根駅伝選手だった作家の自伝的長編>
若い頃に流さなかった汗は、年老いて涙となって流れる

球技はダメ、運動会も嫌い。そんな雪国の少年が知った「走る」喜び。全道中学選手権で優勝、高校の陸上部でも頭角をあらわす。仲間の死、インターハイでの瀬古利彦の快走。左足の怪我と、諦めきれぬ陸上への思い。そして出生の秘密。「少年」は3年間怪我と戦い、早稲田大学競走部に準部員として入部を許される。

冬の喝采(上)

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