冗長性から見た情報技術

著:青木 直史
定価:902円(本体820円)

情報圧縮、誤り訂正、パケット通信、暗号、コピーガード、電子透かし……キーワードは、冗長性だ

情報技術を理解するキーワードは“冗長性”
情報圧縮は、情報の冗長性を削り取ることです。正しく送るためにあえて冗長な情報を付け加えるのが、誤り訂正のためのデータです。このように、情報の冗長性という視点で情報技術とその基礎になる情報科学をやさしく解説します。

短い言葉でも情報が正しく伝わるのであれば、それ以上の情報のやり取りは蛇足になります。もちろん、情報が正しく伝わっていないようであれば、誤解のないように、さらに詳しい情報を伝えなければなりません。このように、了解度という視点から情報のやり取りを考えるときに、重要になるのが「冗長性」という概念です。次から次に登場する最新情報技術も、冗長性の視点から見ると、やさしく理解できます。

冗長性から見た情報技術

※この製品は、品切重版未定となっております。

書店在庫を見る