霊はあるか

著:安斎 育郎
定価:968円(本体880円)

「霊」について存在を信じる人は少なくない。その背後には、「人は死んだら魂はどうなるのか」という素朴かつ根源的な疑問が残っているからであろう。だが、そこにはさまざまなインチキがつけこむ余地もある。そもそも「霊」とはいかなるものなのか?宗教界では「霊」をどう捉えているのか? 科学的に「霊」を扱うには、どう考えればよいのか? 科学者が自らの輪廻転生観を示しながら、この難問に迫る野心作。


日本人にとって霊とはなにか?

「霊がないなどと悲しいことを言わないでほしい。いま嫁にいじめられているので、死んだら化けて出たいのだから」――(ある老婆の言葉)

「霊」について真っ当に考える本
宇宙の物質の究極構造から、生命の起源まで解明されつつある今日でも「霊」の存在を信じる人は少なくない。その背後には、「人は死んだら魂はどうなるのか」という素朴かつ根源的な疑問が残っているからであろう。だが、そこにはさまざまなインチキがつけこむ余地もある。
そもそも「霊」とはいかなるものなのか?宗教界では「霊」をどう捉えているのか?科学的に「霊」を扱うには、どう考えればよいのか?
科学者が自らの輪廻転生観を示しながら、この難問に迫る野心作。

霊はあるか

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