場の量子論とは何か

著:和田 純夫
定価:790円(本体718円)

「物質」、「光」、そして「力」とはそもそも何なのかがわかる!
20世紀初頭、それまで波のように見えていた光がじつは粒子の1種であり、粒子である電子が波のような性質をもつことがわかった。そして、このような光や電子を統一的な立場から見る、量子力学を超える新しい理論が登場した。それが「場の量子論」である。この理論を使って自然界を見ると、物質も光もすべて、発生・消滅することのある粒子であり、力とは何らかの粒子の交換の結果であることがわかる。そしてその枠組みの中で、今日、強い力、電磁力、弱い力、重力という自然界の4つの力を統一する理論の構築が試みられている。本書は、現在、物理学の根本原理とされる「場の量子論」を、数式を使わず初歩から解説する。

場の量子論とは何か

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