地球の破産
地球はどこまで人間活動の膨張を許容できるか?
1本の木に群がる毛虫が、増えすぎて葉をすっかり食べ尽くして枯らし、そこで生きていけなくなってしまうことがある。これを嘲笑するのはたやすい。では、地球という「木」に群がるわれわれ人類は、自分たちがこの毛虫とは違うと、はたして胸を張れるのだろうか? 人口・食糧・資源・エネルギー・環境問題それぞれにおいて20世紀を総点検し、それに基づいて21世紀のシナリオを描く本書によれば、2010~2025年頃、地球は危機状態にたちいたり、増え続ける人類を養うことができなくなって、破産する。
※この製品は、品切重版未定となっております。